夕食が終わって部屋での宴会の前に一風呂浴びてきたい。
目当ては
湯宿の共同浴場。
湯宿温泉はこぢんまりとした温泉地にも関わらず、四つも共同浴場を有している。
以前は今以上の頻度で群馬に通っていた私は、前々から湯宿温泉の共同浴場に入ってみたいと思っていたが、子供に向かない熱い湯であるということと、何やらシステムがよく判らなかったことから、未だに一ヶ所も入ったことがなかった。
ものの本によると、鍵が掛かっているらしい。
また、鍵が掛かっているが、前の人が開けておいてくれるので鍵を持っていなくても入れるという話も読んだことがある。
また、別のガイドブックに寄れば夕方でないと入れないという記述もあった。
またまたとある本では無料で入れるとも記載されている(これはその本が誤りで、外来者は湯宿温泉宿泊者であろうとなかろうと100円を払うのが基本・・・というか礼儀である)。
何が何だかよく判らないが、とにかく今回は湯宿温泉そのものに宿泊するわけだから、大手を振って入らせてもらえると思っていた。
外来者が共同浴場に入れるのは夜の9時までだそうだ。
みんなの夕食が終わったのが8時近く。
私はそわそわと鞄からタオルを取り出した。