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東北+新潟温泉旅行記
GWの東北5泊6日の旅

1.予想外の銀世界







 翌朝目が覚めると雪景色だった。夜に降って朝も降り続いている。
 露天風呂は雪見風呂に。そしてアスピーテラインは通行止めになった。





三日目 2016年4月29日(金)



 ドサドサドサーッ。轟音が響き渡り、塊になった屋根の雪がボーダー柄のようになって窓の外を落ちていく。
 後生掛温泉の朝食は和食で一部ビュッフェ式。
 食事処に宿の人が入ってきて、今日は八幡平アスピーテラインの山頂を通ることができないと報告した。驚きの声が上がる。ということは、今日、岩手側に抜けようと思っていた人たちは、田沢湖の方から回らなくてはいけないのだろう。世間は祭日の今日からゴールデンウィークだから観光業には痛手が大きい。
 私たちは昨日山頂を越えて、今日は日本海側に抜けるのだから関係ない。本当に一日早くここに来ていて良かった。田沢湖を回って乳頭温泉郷に入っていくのも一興だけどさ。




後生掛温泉の朝食


 辺りは完全に雪景色。
 チェックアウトの時に話をした女将さんが、GW前はやけに天気が良い日が連日続いて勿体ないと思っていたのにと嘆いていたのが印象的だった。

【たびねす記事 レトロな箱蒸しに美白泥湯!秋田・八幡平の秘湯「後生掛温泉」のバラエティ風呂



後生掛温泉の泥湯で黒くなったタオル


 さて、本日の計画だが、とにかく日本海側に向かうことしか決めていない。今夜の宿泊は秋田市内のビジネスホテル「ダイワロイネット秋田」。途中、男鹿半島によって男鹿温泉に入浴していくところまではほぼ決まり。

 八幡平から男鹿半島に移動する最短ルートは大館市を経由して真っ直ぐ西へ向かうコース。大舘は桜で有名な観光名所でもある。
 だけどねぇ、今年の東北の桜は早く咲いて早く散ってるんだよね。桜が終わり掛けならGWにひたすら混雑することが予想される大舘は通らない。
 一方、夫は弘前城が気になっている。去年の夏に訪れた青森でたまたま弘前の動く城を目の当たりにした彼は、あの続きが気になっている。それに弘前城も桜の名所。大館よりは開花も遅いだろうし、昨夜のニュースでも枝に残った桜は盛りを過ぎているが、まだまだお堀の花筏は見頃だって言っていた。
 さらに私は碇ヶ関の温泉に寄ることを密かに計画していた。
 去年の青森旅行の時、青森でどうしても入りたかった温泉の多くは訪ねられたが、碇ヶ関の古遠部温泉がぽっかりと残っていたから。

 玉川温泉は昨日寄ることができたので、もう南下する必要もない。というわけで、私たちは八幡平アスピーテラインを抜けたら北上して碇ヶ関を目指すことにした。
 と、その前に、八幡平の銭川温泉が朝から日帰り入浴を受け付けているのでここに立ち寄ってから出かけるとしよう。



後生掛温泉のアメニティセット




3-2八幡平の癒し系、銭川温泉へ続く


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