乳頭温泉郷 鶴の湯温泉

日本で一番有名な秘湯 野趣あふれる露天風呂に乳白色のお湯

  • 所在地 秋田県仙北郡田沢湖町田沢先達沢国有林50 TEL 0187-46-2139
  • 公式サイトURL http://www.tsurunoyu.com/
  • 泉質
      白湯 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素泉(硫化水素型)
      黒湯 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
      中の湯 含重曹・食塩硫化水素泉
      滝の湯 含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素泉
  • 日帰り利用料 大人510円、小人300円
  • 日帰り受付時間 10:00~15:00
  • 設備等 椅子の休憩室あり。昼食は別館山の宿で取れる。露天風呂が沢山あるので時間には余裕を持って訪れよう。
  • ※月曜日(祝日の場合は翌日)は露天風呂清掃の為、日帰り入浴は内湯のみ
[2002年7月のデータ ただし日帰り料金・日帰り受付時間は2015年3月のデータ]

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  • 温度★★★☆☆ 泉質★★★★☆  泉質はそれほどの刺激はない、湯温はどれも割と熱め
  • 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★★★ 脱衣所はどれもワイルドであまり赤ちゃん向きではない

乳頭温泉郷 鶴の湯温泉 体験レポート

乳頭温泉郷 鶴の湯温泉 乳頭温泉郷 鶴の湯温泉の宿泊棟
茅葺屋根の鶴の湯温泉

 風光明媚な田沢湖から車で30分。7つの一軒宿が点在する乳頭温泉郷にたどり着く。その中でも最も有名で、最も混雑するという、鶴の湯は、一軒だけ離れたところに建っている。
 乳頭温泉郷の湯の中でも最も古い歴史を持ち、300年近く前に、傷ついた鶴が病を癒しているのを猟師が発見したとされる。

 少し前の秘湯ブームのころは渋滞するほど混んでいたと聞くが、今も人気は衰えず、沢山の人が押し寄せる。

 入り口からして、時代劇に出てきそうだ。この雰囲気を上手に残しているのが人気の秘訣なのだろう。ゲートをくぐるとすぐ本陣なのだが、萱葺き屋根に黒光りした木の壁など、時代がかっているのに、今でも宿泊棟としてきちんと機能しているところが凄い。なんと各部屋に囲炉裏があるそうだ。
 本陣の建物は350年前のたたずまいをそのまま保存しているそうだ。もしかしてそれって、湯の歴史より古い? 築100年以上で、二棟あったものが20年前に豪雪でつぶれて一棟になってしまったそうだ。次の豪雪が来る前に、早く泊まりに行ったほうがいいかもしれない。

乳頭温泉郷鶴の湯温泉の滝の湯の打たせ湯
「滝の湯」の打たせ湯

 お風呂は、鶴の湯(混浴露天風呂 源泉は白湯)、大白の湯(女性専用露天風呂 源泉は白湯)、白湯(酸性泉 美人の湯 別名冷えの湯)、黒湯(アルカリ泉 子宝の湯 別名温たまりの湯)、中の湯(眼っこの湯)、滝の湯(打たせ湯)などがある。

 一番大きな鶴の湯は、通路からも丸見えでちょっと入る勇気が出なかった。白濁湯だし、夜なら入りやすいのではないだろうか。でも女性専用の露天風呂 大白の湯(画像なし)でも十分雰囲気があるので、これだけでも結構満足できる。

 大白の湯は、四角い開放的な露天風呂になみなみと白濁した湯がたたえられている。
 やっぱり露天風呂はこうでなくっちゃ。
 強い硫黄臭。味は薄い酸味。本当に綺麗な青みがかった白い色。温度は子供でもまあ嫌がらずに入れるが少し熱め。
 脱衣所の段になっているあたりから、ぽこぽこと泡が立ち上ってくる。泡をすくおうとすると、ふっと消え、また少し離れたところから泡が立ち上る。源泉が湧いているのだ。その気まぐれな息づかいにちょっと嬉しくなる。
 大白の湯のほか、混浴の鶴の湯も足元から湧いているらしい。

 白湯と黒湯は男湯も女湯も浴室の雰囲気は同じような感じ。広くはないが、木造で雰囲気が良い。
 白湯は冷えの湯というが、どちらかというと熱め(本当は上がった後さっぱりするので、冷えの湯というらしい)。

 黒湯は一番泉質的にはゆっくり入りたい感じ。ぬるめでとろりとしている。天気が悪いと黒く見えると言うが、今日は晴天で他の湯と同様、真っ白だ。

 中の湯には内湯と露天風呂もついている。すぐ脇に咲いている白い紫陽花が一枝湯面に落ちて風流を醸し出している。

 滝の湯は打たせ湯がある。

乳頭温泉郷鶴の湯温泉の白湯 乳頭温泉郷鶴の湯温泉の中の湯
「白湯」の男湯と、露天風呂「中の湯」の男湯

 とにかくお風呂が沢山あるので、日帰りならゆっくり時間を取っていこう。
 お風呂めぐりをするなら、プール用のゴムの入ったバスタオルを巻いて移動するのが便利。

 昼食は、別館山の宿で取れる(11時から14時)が、その時間帯は入浴だけの利用はできない(当時)。名物は山芋鍋。

 電気は今でも自家発電。発電小屋のエンジンのほか、入り口でことこと回る水車も飾りでなく現役だ。
 夜にはランプも灯り、いっそう雰囲気満点だろう。何より昼間の混雑が消えてひっそりとしているのが良さそうだ。
 きっといつか、泊まりで行きたい。

 この日は、鶴の湯のあとに、同じく乳頭温泉郷の黒湯をはしごした。


追記
 乳頭温泉郷の鶴の湯・妙乃湯・蟹場・大釜・孫六・黒湯・休暇村いずれかの宿に宿泊すると、「乳頭温泉郷湯めぐり帖」(1,500円)を購入することができる。
 これは一回ずつ乳頭温泉郷の各宿の湯に入れるというもので、三ヵ所回れば元が取れてしまうというありがたいスタンプ帳だ。

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