昨日は塩原温泉古式湯まつりの無料温泉ふるまいで山ほど立ち寄り入浴したが、一泊して今日はもうお祭りじゃない。
元通り、どこも通常料金での入浴になる。
いやいや大丈夫。塩原温泉郷は各種入浴手形が充実してるのよ。
私は登録旅館のうち任意の一ヶ所が無料、その他が半額入浴できる900円の湯めぐり手形の使用を考えていたけど、夫はもっとお得な手形を見つけてきた。
「このお・も・て・那須手形だと1,080円で7ヵ所が無料になるよ」
どちらも有効期限は使用開始から1年間。
もちろんどちらか片方しか使えない施設もあるが、多くは重複している。
しかしお・も・て・那須手形、利用できる施設の大半が塩原温泉で、名前になっている那須方面は数えるほどしか載ってないんだけど、それっていいのか?
私が支度をしている間に夫はさっさと塩原温泉の観光協会に出かけて二人分のお・も・て・那須を購入してきた。
なんせ観光協会は泊っている会津屋の道向かいですぐ近くだったからね。
朝風呂に入ったのは貸切露天風呂と洞窟風呂。
泊まった部屋のすぐ隣なので気が向いたらすぐに行かれる。
そんなに広いわけじゃないんだけど(7、8人は入れる)、とにかく洒落てる。
目隠し部分に沢山木を植えていて、温泉街にある宿なのに林の中で入浴している気分。
半円の岩風呂で、湯口周辺は茶色くなっている。湯口以外でお湯の当たる所は白い析出物のぼつぼつができている。
お湯は熱め。無色透明。
壁に貼られた会津屋のお湯の効果の文章を読むと、箇条書きにしてあるんだけど一番上が「硫黄を含まないため皮膚が乾燥しない」で、数項目並べた後に、一番下の文章がまた「肌を乾燥させるイオウが含まれておらず・・・」で始まってる。
どんだけ硫黄が敵よ。
あと、「~・・アベンヌより会津屋の泉質の方が良いと思います」という説明もあり、アベンヌ名指しかよと笑った。
しかしまあ本当に肌がすべすべになるのは事実で、個人的には塩原美肌コースは新湯の湯荘 白樺の湯どろの後に古町の会津屋のはしごだと思う。
そしてこのお湯だったら絶対にアトマイザーに入れて顔に直接吹きかけたい。そういうの、パウダールームにあればいいのに・・・と思っていたら、なんとチェックアウト時にご主人がどうぞとアトマイザー入りの源泉をくれた。
素晴らしい!!