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がんばれ新潟■雪国のお正月*2006■

4.ちょっと贅沢な雪見露天風呂



 自分たちの靴はビニールに入れて脱衣所まで持っていくしくみだ。
 貴重品はフロントで預かってくれる。
 脱衣所の入り口には防犯のためのビデオがついていて、脱衣所内で入り口の様子を見ることができる。
 カナもレナも面白がって入り口で踊ったりしてなかなか入ろうとしなかった。

 お風呂は男女別の内風呂と、混浴の内風呂プラス露天風呂がある。
 ちょうど私たちと同時に入ってきた年輩のご夫婦の他は誰も入っていないようだ。
 外気温が低いので、混浴内湯は湯気もうもう。
 お湯は無色透明だけど、これだけ湯気がたっているとシルエットでしか見えないようだ。
 ここは脱衣所は男女別にあるし、浴室は繋がっているが入って直ぐのところは岩で男女がすぐに見えないようにしてある。洗い場もそこについている。
 お湯は熱かった。
 露天風呂へは内湯のお風呂の中を通らないと行かれないようになっている。この熱さでは子供たちが入らないかなと思うほど熱かった。
 何度か掛け湯をしてようやく足を入れた。
 たぶん寒かったから特に熱く感じるのだろう。
 子供たちもついて入ってきた。
 男女を分けている岩に湯口がひとつついていて、飲泉用に升が置いてある。コップじゃなくて升って言うのがいい。
 出ている湯は熱いが、触って触れないほどではない。
 一口飲んでみると、柔らかいゆで卵風の味と臭い。
 肌触りは六日町温泉に似てきしきしとするが、五十沢はさらに硫黄っぽい臭いがあるのが楽しい。
 内湯にもぽつりぽつりと大岩があり、端の岩には観葉植物のようなものが並べてあった。
 露天風呂に出る口には、露天は温めになっているとの表示があった。
 ドアを開けるとほっこりと雪に囲まれた窪のような大きな露天風呂があり、パパが一人でくつろいでいた。




 露天風呂は貸切状態だった。
 ちょうど中央にあまり形の良くない石の灯籠があり、そこが一段低くなっていて、お湯は湯船の外ではなく灯籠に向けて掛け流されていくようになっている。
 大露天風呂の隣には、もう一つ小露天風呂があり、それぞれに竹筒の湯口からどばどばと勢い良くお湯か出ている。
 露天風呂は適温だった。
 何時までも入っていられそうだ。
 ちょうど雪もやんでいる。
 家族四人、とびきり贅沢な貸切家族風呂みたいだった。






6-5.越後旅の最後はやっぱり こめ太郎へ続く


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