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◇◆長野と群馬◆◇
濁り湯露天風呂の旅

2.信州高山温泉郷に泊まりたい











 今朝は4時45分起き。
 5時過ぎには出発。6時前には高速に乗った。
 三連休初日なので関越道は既に混み気味。流れてはいるが車の数が多い。
 藤岡ジャンクションで上信越道に入り、更に更埴ジャンクションで長野自動車道に入る。
 実は三連休のうち万座は二日目の1泊しか取っていない。
 というのは、yuko_nekoさん一家が初日に出発できるかどうか判らなかったからだ。
 一週間前になっても確定できなかったので、とりあえず我が家は別個に初日の宿を予約した。

 この初日の宿もなかなか決まらなかった。
 万座ですら遠いなぁと呟いたパパは、当然東京と万座の間にある温泉を選びたかった(温泉であるのは我が家の場合まず決定事項だから)。
 でも私の挙げる宿はどこもお気に召さないよう。
 それに久しぶりの温泉旅行だから予算は気にしなくていいよと言っておきながら、奥嬬恋、角間、仙仁、予算オーバーで却下。何だやっぱり予算に糸目つけまくってるじゃん。
 千古、嬬恋は佇まいに気分が乗らず、私が密かに本命と思っていた高峰温泉はなんと全館禁煙の文字に許されないと一蹴(彼はヘビースモーカーなり)。

 「今回はバリバリの秘湯とかはやめにしようぜー。くねくねの山道も無しだ」
 「うーん、県境の峠を越えればまだ他にも候補があるんだけどな」
 「・・・どれどれ」

 高原の真っ白な濁り湯で知られる万座温泉は冬場は行き止まりだが、雪のない季節は志賀草津道路で長野県とも繋がっている。
 白根山の山田峠を越え、横手山の渋峠を越え、志賀高原の南にある熊の湯に至る。
 抹茶のような印象的な緑の湯で知られる熊の湯温泉熊の湯ホテルも良いのだが、やはりここも予算オーバー。

 熊の湯から志賀高原の方には向かわず笠ヶ岳の峠を越える道がある。地図で見てもえらい九十九折りで悪路に見えるが一応一般車両も通行できる。
 この道の先に点在している温泉は、信州高山温泉郷と呼ばれ、松川沿いに西から子安温泉蕨温泉山田温泉松川渓谷温泉五色温泉七味温泉、そして最後、奥山田温泉に至る。
 この信州高山温泉郷はその昔、日本秘湯を守る会のキャンペーンで奥山田温泉満山荘に予約を入れたものの、私の急病でキャンセルせざるを得なかったことがあり、それ以来行きたいと思いつつ機会が巡ってこなかった場所だった。

 奥山田温泉を最初はターゲットにしてみたが、奥山田の満山荘は予算オーバー。レッドウッドイン、セルバンは我が家なりのコストパフォーマンス的に微妙な線だった。
 五色温泉五色の湯旅館も山田温泉街の主な旅館も予算オーバー。松川渓谷温泉はリーズナブルだがパパの今回の気分では無いようで、だんだんと泊まれる宿が絞られてきた・・というか、限られてきた。
 七味温泉にも宿が三軒ある。私は一番安い山王荘でほぼ決まりかと思ったが、パパは紅葉館が気に入ったようでこちらに電話してみた。
 税抜き1万2千円を覚悟していたが、一人1万円のお部屋もあると聞き、ようやくここで決定した。


横川SA



 7時15分。
 横川SAで休憩を取った。
 ふと携帯を見るとyuko_nekoさんからメールが入っている。
 なになに、今、佐久にいるって? なんだ近くじゃない。
 ぎりぎりまで今日出発できるか危ぶんでいたyuko_nekoさんとがっちゃんだが、どうやら無事休むことができて、昨夜のうちに家を出たらしい。
 今日の宿は取っていないがあちらはトレーラーを引いている。いざとなれば何処ででも泊まれる。とりあえず合流して一緒に遊びに行こう。
 まずは松代PAで待ち合わせることにした。

 群馬では快晴だった空が、トンネルを潜って佐久に出てみるとどんより曇っていた。
 こんな空模様嫌だようと思ったが、佐久平に雲が溜まっていただけで、そこを過ぎるとまた晴れてきた。一安心。



1-3ロザリオ・ビアンコへ続く


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