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◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉

11.筌の口(うけのくち)温泉を探して






 星生温泉の次の目的地は筌の口(うけのくち)温泉だった。
 もともと今日のルートは、パパは黒川温泉から最短で大分自動車道に乗ることを考えていたようだが、私が湯布院経由にしたいと我儘を言ったものだ。
 一番最初のプランで最終日は湯布院泊を考えていたこともあって、もちろん途中で寄る温泉も湯布院方面へのルートで予定していた。
 泊まらなくなった以上、何しに湯布院へ?というのもあるが、昔に湯布院に泊ったことのあるパパと違い、私は湯布院未踏だったので、雰囲気だけでも知りたかったのだ。
 気に入れば、またいつか泊まりに来ればいいし。


筌ノ口温泉を探して・・


 しかし途中で筌ノ口温泉に寄ろうとして、初めてのパターンに遭遇した。
 それは、レンタカーのカーナビに筌の口温泉山里の湯の電話番号を入力しても、施設が出てこなかったことだ。いきなりナビの画面が切り替わって「個人宅検索」という文字が現れる。
 個人宅検索って何だ?
 筌の口温泉の山里の湯って日帰り温泉じゃないんかい。
 個人宅・・・?
 不安がよぎるなぁ。

 仕方なく今まで便利に使っていた電話番号検索は諦め、筌ノ口温泉という名称でナビをセットして、案内に任せて進んでいたら、そのナビが表示する場所の少し手前で山里の湯の看板を見つけた。
 良かったぁ。判りやすい道沿いで。

 周囲は山と田んぼという長閑な立地。
 山の中のごく小さな食事処みたいな木造の建物で、植木の生い茂る横に何故かテラス席。
 入口の横には「家族湯・素泊まり」と書かれた板が置かれ、営業時間や入浴料金の記された手書きの紙が貼られていた。





 受付で入浴料を払うと、「初めてなら浴室内に入り方が書いてあります」と説明を受ける。パパは炭酸泉はこのパターンが多いなと言った。
 確かに長湯のラムネ温泉館でも初めてなら読んでから入ってとパウチされた説明書を渡されたし、七里田温泉下湯でも入り方の説明があった。

 ちょうど入れ違いで他の人たちが上がったところで浴室は空っぽ。
 今回もまたタイミングがいい。気兼ねなくゆっくりできそう。



4-12最強アワアワ温泉、筌の口の山里の湯へ続く


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