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◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉

12.最強アワアワ温泉、筌の口の山里の湯










 そんなに大きくない浴室だが、まず最初に感じるのは浴槽、床、浴室全体が染まって赤茶けていること。
 浴室の渋さに何だか嬉しくなる。
 入った時からふわりと金属臭を感じるが、少し経つとそれが全体なのでよくわからなくなってきた。

 浴槽は長方形で、途中で仕切られているので大小二つある形になっている。
 完全に分離しているのではなく、一部が繋がっているため、小さい方の浴槽に源泉が注がれ、溢れた分が大きい方の浴槽に流れ込むようになっている。





 最初に入ったのは小さい方の浴槽。
 体温+1度ぐらいの感覚。ぬるいけど、ぬるすぎはしない。
 泡が凄い。全身にまとわりつく。
 温かいのにこんなにアワアワとか信じられない。ラムネ温泉館下湯と比べても、筌の口温泉山里の湯の方が何となく泡が細かいような気がした。

 大小二つの浴槽は、最初は両方に手を入れてあまり温度が変わらないように思えたが、小に入ってのぼせてきたかなと思う頃に大に移動すると、やっぱりこちらの方がぬるいと実感できる。
 説明書きにもあるが大小交互に入るとものすごく気持ちいい。
 他に入浴客がいなかったので、本当に自由にざばざばと二つのお風呂を出たり入ったりできた。

 肌触りはきしつく。 特に強いにおいは感知しない。
 とにかく泡と戯れるのが楽しすぎ。ここでも梱包材のぷちぷちを際限なくつぶしているようなやめられない楽しさがあって、随分長く入っていた。




 パパは同じ炭酸泉でもラムネ温泉館と下湯と比べてここが一番と言っていた。
 私は炭酸的には下湯も好きだけど、でもここはさらに何か得体のしれないものがプラスされてる気がした。
 驚いたのは湯上りぽかぽかしていたこと。
 一般的に炭酸泉はぬるくても温まるというが、どうもその辺は私には効きにくいのか前述の二つは湯上り、かなり寒さを感じた。
 それに比べて筌の口温泉はすごーくあったまっている。中からじんわりぽかぽかしている。これは幸せ。


長湯温泉(ラムネ温泉館)、七里田温泉(下湯)、筌の口温泉山里の湯を比較して、ここの泡が一番凄いかも。見て見てこれ。



4-13庄屋の館の駐車場の謎のオブジェへ続く


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