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◇◆実りの山梨◆◇
御坂路さくら公園キャンプ場

4.あっちの湯とこっちの湯











 駐車場の車の数はいくつぐらいあっただろう。
 280台のキャパのところ、既に100台ぐらいは停まっていたような気がする。
 車から降りたパパは信じられないという顔をした。
 「なんでこんなに混んでるの?」

 なんでって・・・有名だから。
 それに考えることはみんな同じだから。
 秋の三連休。渋滞必至。道路が混み始める前に家を出て、朝早く現地に着きすぎたとしても、なんとほったらかし温泉は日の出の一時間前から営業している。ここでお風呂に入って小休止。観光地がオープンする時間に山を下りればいい。

 ほったらかし温泉は平成11年にオープン、さらに4年後には浴場をもうひとつ増やして、以前からあるものを「こっちの湯」、新しく作ったものを「あっちの湯」と名付けた。
 「あっちの湯」と「こっちの湯」は両方とも富士山を望む絶景ぶりは変わらないが、使用源泉と浴槽の広さ、営業時間などが異なる。
 今回目指したのは「あっちの湯」。
 朝10時から夕方5時までの「こっちの湯」と違い、「あっちの湯」は先ほども書いたように日の出前からオープンしている(終了も甲府盆地の夜景が楽しめるように夜10時まで)。

 駐車場から建物のある方へ歩いていくと、やけにリアルなかかしのような人形が立っていて、その側にサイコロが置いてある。
 サイコロの目には「あっち」と「こっち」しかない。
 つまりどっちに入るか迷ったらサイコロを振れということらしい。何しろ一回600円の入浴料では片方しか入れないから。
 でも今回は迷いようがない。
 朝8時半では「あっちの湯」しか開いていない。





 「あっちの湯」はかかしに向かって左手。階段を降りていくようになっている。
 ここからも山並みの上に綺麗に富士山が見えている。
 湯船からもあの景色が見えるのかしら?
 トタン屋根を貼った板の階段を降りていくと、プレハブの受付があって、三角の笠を被ったおじさんが番をしていた。
 入り口の横にある券売機でチケットを買って支払うようになっている。
 下駄箱付近にも大勢の観光客がいた。

 脱衣所がまたちょっと不思議。
 もちろん建物の中にもあるのだが、一部は建物の外にある。
 外の方が空いているようだったので子どもたちを連れて外に出た。










1-5絶景ほったらかし温泉へ続く


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