子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > かみのやま・赤湯温泉外湯巡り > 2-7温泉公衆浴場とわの湯

◆◇かみのやま・赤湯温泉外湯巡り◇◆
大人旅

7.温泉公衆浴場とわの湯






 30分ずらして次はとわの湯がお昼休みに入ってしまうはずなので、さくさくと移動しよう。
 さっき間違えた道を戻って国道に出て、駅とは反対の方角に歩く。この道も雪が残っている。





 とわの湯は国道に面しているせいか建物はさっきの烏帽子の湯よりも大きく、ほんの数台停められるだけだが駐車場もついているようだった。丸い胴体の郵便ポストや電話ボックスがあるのがレトロ感を増している。
 建物はもちろん決して新しくはなく、町の公衆浴場らしくいい感じに年季が入っている。
 しかし烏帽子の湯周辺も、このとわの湯周辺も全然温泉街らしくない。本当に普通の住宅地の一角みたいだ。
 とわの湯の周辺には温泉旅館も何軒かあるのだが、それでも景観は田舎の国道沿いそのままであまり観光地らしくない。浴衣で散策とかしたら絶対浮きそうだ。

 とわの湯の浴槽はきっちりと正方形だった。
 さっき烏帽子の湯でかいだようなゆで卵の臭いはせず、むしろ少し鼻を突くような刺激臭のようなものを感じる。
 昨日のかみのやま温泉も、今日の赤湯も、どこも共同浴場は湯気が凄くて浴室内がミストサウナみたいになっていて、前がよく見えないし、時々ポタリと冷たい滴が落ちてきて思わずヤラレタと飛び上がりそうになる。
 お湯はわずかにうす濁り。茶色の少し大きな湯の花がぽわっとところどころに漂っていた。

 加水もあるものの掛け流しのお風呂は、浴槽の縁から円形のさざなみを作り贅沢に流れていく。
 ここもあまり長湯はできない。
 とにかく一湯ごとにどっと体力を取られる。疲れて歩けなくなる。
 昨夜飲みすぎたせいではあるまい。





 この辺からは少しペースダウンしても大丈夫だろう。
 赤湯温泉の外湯で残されたのは赤湯元湯一ヶ所だけ。
 ここは午前中は午後2時までやってる。ゆっくり行っても十分間に合う。
 場所もわかってる。さっき行ったゆーなびからころ館の裏だ。

2-8赤湯元湯へ続く


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