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◆◇かみのやま・赤湯温泉外湯巡り◇◆
大人旅

4.ゆーなびからころ館






 赤湯駅から赤湯温泉の中心地までは車で5分程度。
 ということは歩いたら・・・どのくらいだ?
 昨日パパに相談したら「タクシー使えばいいじゃん」と言われた。貧乏性なので歩ける距離ならつい歩いちゃおうと思うんだけど、時間も限られているし今日はタクシーを使うか。





 赤湯駅はかみのやま温泉駅と同様、駅舎の中に観光案内所があった。
 ここでまた観光マップを入手。旅館や名所、外湯などが掲載されている。
 それから日帰り入浴可能な旅館一覧もあったのでこれも貰った。
 歌丸、近江屋、清茂登、御殿守、大文字屋、瀧波、丹波館、升形屋、大和屋の9軒が載っている。御殿守と瀧波だけが千円以上だが、どこも比較的お手頃な入浴料だ。
 とても便利な一覧表なのだが、この紙に露天風呂ありと記載されているのに宿の公式サイトでは日帰り客は露天風呂には入れないと明記しているところもあり、ちょっと実態に即していない部分もあるようだが。

 駅前には数台のタクシーが客待ちをしていたので、先頭の小型タクシーに乗った。
 どこまで?と問われて、温泉街の中心地の観光案内所までと言ったところ、観光案内所は駅の中だよと。
 えーとね、観光案内所じゃなかったかも。観光案内所的な施設で・・・説明しながらガイドブックを開く。「ゆーなびから・・こ・・・ろ館?」
 「あー、からころ館ね」
 「からころ」で切れば良かったのか。ゆーなびからころ館なんて全部ひらがなで書かれても長くて覚えにくいと思ったよ。

 タクシーの運転手はよくしゃべった。
 まずお客さん、こっちの人じゃないでしょと言われる。
 「はあ、東京から・・・」
 「靴が違うものね、靴が」
 確かにどの靴を履いてくるか迷ったんだ。でもいくらなんでも東京からゴム長靴を履いてくるわけにもいかないし。結局昨日のかみのやま温泉は、道に全然雪が無かったから普通のショートブーツで困らなかったけど、でも雪が降っていたり積もっていたりしたらきつかっただろう。
 また途中で左手の黄色っぽい建物を指して、「赤湯ラーメンは食べた? 今のそこの店、入り口はこの通りじゃなくて裏っ側にあるんだけどあそこが有名な龍上海っていう店。帰りに寄ってもいいと思うよ。週末のお昼時なんか30人ぐらい並んでいるけどね」と教えてくれる。


ゆーなびからころ館にある足湯 さきわいの湯



 ゆーなびからころ館まではすぐだった。
 あっという間だったが、ワンメーターでは全然行かなくて、800円以上はかかった。
 「あれだよ」とその前で停めてくれたが、その周辺はイメージしていた温泉街とは随分雰囲気が違って、普通の町中の幹線道路沿いみたいな感じだった。

 ゆーなびからころ館は観光センターと染め抜かれた暖簾を下げた三角屋根の建物で、外側に赤湯源泉さきわいの湯と書かれた足湯が設置されていた。
 入り口には祝 市役所駅伝チーム ニューイヤー駅伝出場とあまり上手くない字で書かれた紙が貼られている。

 中は土産物屋を兼ねていて、わりに瀟洒な感じだ。
 トイレを借りようと奥の方へ行ったら、レンタルの和室休憩室のような個室がいくつかあり、トイレの手前の扉は隣接する外湯の一つ、赤湯元湯の通用口になっているようだった。






2-5大湯と丹波湯はもう無かったへ続く


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