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◆◇四万温泉・積善館の休日◇◆

16.杜の湯






 夕食後のお風呂は杜の湯にした。
 やはり髪を洗ったりするには一番設備の整ったここがいいと思ったので。







 杜の湯は積善館の三つの棟のうち、一番後から建てられた佳松亭にある。
 それぞれに違った個性のある三棟の中で、一番新しく豪華な印象のある佳松亭のお風呂なので、浴室も十分に広いし露天風呂もある。
 ちなみに積善館は立ち寄り入浴が可能な宿だが、日帰り利用の場合は入れるのは元禄の湯のみになるので、杜の湯は宿泊者専用だ。

 大浴場の浴槽は角を落とした横に長い長方形で窓が広く取られている。
 窓際中央の竹筒から湯が落ちているが、それが浴槽の縁からざんざんと気持ちよく掛け流されていく。
 他に人がいなければ、この贅沢な湯が一人占めできる。
 歴史ある元禄の湯もいいけど、空いているときの杜の湯も捨てがたいなぁ。


杜の湯に入ったのは夜だけど、画像は昼間、誰もいない時のものです



 露天風呂は屋根のついた岩風呂。
 今は夜なので何も見えないが、明るいうちなら森林浴しながら入浴できる。

 ところで四万温泉と言えば、入浴はもちろんだが飲める温泉、飲んで効く温泉としても知られている。
 この積善館の湯は、宿泊した各部屋の冷蔵庫に冷水ボトルで用意されているので自由に飲むことができる。
 飲泉設備だと熱い湯を飲むことになるが、冷やした温泉はまたそれとはまるで違う美味しさ。
 すっきりした中にほんのりと甘みを感じるような。
 これで水分補給したならば、今日最後のお湯に行こう。






1-17貸切風呂 山荘の湯へ続く


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