社長の興味深い講釈が終わると、今度は館内案内だ。
社長を先頭にぞろぞろと移動する。例の異世界へのトンネルこと浪漫のトンネルや、ついさっき館内で迷った時に見つけた既に使用されていない山荘への通路など、いろいろエピソードを交えながら説明してくれる。
元禄の湯の入口前にある柱は馬が繋がれた場所だとか、
積善館の代々の当主の話とか。
ひと通り巡り終えると紙が配られる。この館内歴史ツアーの感想を書く紙だ。
この積善館の館内歴史ツアーはとても面白いと思う。
どこの宿でも真似ができるものではないと思うので、ぜひ続けていってほしいと思うとともに、宿泊する人も機会があったらぜひ参加してほしいと思う。
私は予約時はこのツアーが存在することを知らなかったのだが、例えば夕方遅くにチェックインする人などは間に合わないと思うので、もうちょっと先に教えてくれるとありがたいなと思ったりもした。