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沖縄・子連れで体験旅行!
*子連れ沖縄旅行記3*

8.アフリカマイマイ










 この辺りでパパが手の平大の大きな巻き貝を拾った。
 この貝殻は私も持っている。なきじん海辺の自然学校近くのビーチで拾った。
 「この貝、大きいしすごくかっこいいよね」
 「・・・貝かな、これ。だってここに落ちていたんだよ。ここ、海じゃないぞ」
 ぎょっとする私。
 ビーチで拾ったときは貝殻だと信じ込んでいたが、確かにやんばる亜熱帯園は山だ。誰かが持ってきて落としたんじゃなければ、山にも生息する「何か」ということになる。
 「ま・・・まさか」
 そのまさかだった。
 実はその殻は、巻き貝の殻ではなくカタツムリの殻だった。
 「ぎゃ~」
 貝じゃなくて巨大でんでん虫だと思うととたんに気色悪くなる。
 ちなみにこの殻の主はアフリカマイマイ。世界最大のカタツムリで、農作物を食い荒らし伝染病を媒介する寄生虫を有することから駆除対象となっている恐ろしい生物だった。
 沖縄には昔、食用目的で人為的に持ち込まれた。今はもちろん食べる人は誰もいない。

 やんばる亜熱帯園の園内マップを見ると、もっとあちこち散策路が延びているように書かれている。
 でも台風のせいなのか、それとも昔は手入れしていたが今はいついってもこんな風なのか判らないが、実際に歩ける道はほとんど一本しかない。
 しかも植物は荒れ放題。
 だから入園料を割引しているんだろうかなんて思ってしまった。


アフリカマイマイの殻、この通り、巨大です。そういえば生きて動いているのも二回ぐらい見たことある。それぞれカヌチャとネオパークオキナワで。




9-9今日のやんばる伊豆味のロケカフェへ続く


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