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沖縄・子連れで体験旅行!
*子連れ沖縄旅行記3*

14.浜の散策










 なきじん海辺の自然学校は海の真ん前に建っている。
 但しここはビーチではない。どちらかというと石を積み上げて作られた崖だ。
 まあ崖と言ってもそんなに高さは無いけれど、でももちろん落ちたら危ない。少なくともここで水着になって泳ぐとかそういう雰囲気の場所ではない。
 先ほど車を停めた駐車場のところに、海にボートを降ろしたり、釣り糸を垂れたりできるようなコンクリの斜面が作られている(つまりいわゆるボートランプだ)。
 naruさんが自然学校の裏手をもうちょっと進むとビーチに降りられますよと教えてくれたので、パパと私は散歩がてら行ってみることにした。

 先ほどの玄関の前を過ぎてさらに進むと、草むらの中に道が続いていた。
 何故か錆びたバスとかクルーザーとかが道の脇で草に埋もれている。ちなみにこのクルーザーはいずれ綺麗にして使う予定があると後から女将さんの広子さんに教えてもらった。
 歩いているとどこからか、メエ~という呑気な鳴き声がする。
 見るとバスの入り口近くからロープが伸びていて、そのロープの先はバスの影になった草むらでしきりと草を食べている白い仔山羊の首に結びつけられていた。
 このヤギの名前はそのまんまメエーちゃんという。




 道はすぐに途切れて左手に海岸に降りるゆるやかな斜面が現れた。
 ここもコンクリートで固められている。
 降りてみるとこぢんまりとしたビーチがあった。
 本当にひっそりとした手つかずのビーチで、山ほどウニの殻が打ち上げられている。
 そう言えば岩場の向こうに見えている島影はウニ漁で知られた古宇利島だろう。きっとこの辺りにはシラヒゲウニが沢山生息しているんだ。
 でもこのビーチも泳ぐとかいう感じではなかった。
 パラソルと寝椅子を持ってきて日光浴するという感じでもなかった。
 強いて言うならば探検するような感じだろうか。
 足下に巨大なカニがいた。
 もう生きていないけど、持ち上げてみると私の手の平ぐらいの大きさがあった。
 でか~っ。









6-15今帰仁村へ続く


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