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子供と一緒に夏休み
**福島でLet's体験旅行**

5.ガラス風船体験とガラス絵付け彫り体験











 ガラス風船体験というのは、ガラス吹き体験だ。
 熱く溶けたガラスをシャボン玉みたいに膨らますのだ。
 まあそれだけで、膨らんだガラスは目の前で割ってしまって終わり。
 大人もどうぞ。ガラスがどんなに柔らかいかぜひ体験してみて下さいと言われて、私もやってみることにした。
 椅子に座っていると、係りの人が長い金属のストローを持ってくる。
 先端にもうガラスが巻き付けてあって、力一杯吹いて下さいと指示される。
 ふぅ~と息の続く限り吹くと、バナナみたいに曲がって膨らんだ。






 ガラス絵付け彫り体験はまず器を選ぶ。
 手頃な1,000円のものは、タンブラー、マグカップ、足つきのグラスの三種類。
 使い勝手を考えてマグカップを選んだが、実際に彫るときは持ち手が邪魔で彫りにくかった。
 受付で料金を払うと、絵付け彫りに使う器を渡してくれる。それを持って工房へ。50人近く入れる部屋は園内の混雑からすると意外とがらがらで、他に二組ほどの家族がいるだけだった。

 係りのお姉さんがやってきて指導してくれる。
 最初にマジックでガラスに絵を描く。イラストを印刷した紙も沢山用意されていて、それをガラスの裏から写して描いても良い。失敗したらアルコールで拭けばマジックは落ちるから、何度でもやり直しがきくようになっている。
 それからガラスリューターという道具を使ってマジックの線の通りに彫っていく。リューターの仕組みは歯医者の道具と同じで、丸くざらざらした金属を高速回転させているそうで、ガラスは削れるが万が一指などにあたってもこちらは怪我をしない。比較的安全な道具だ。
 お姉さんは一通り説明を終えると退室してしまった。
 あとは自由にやってくださいということらしい。

 子どもたちは今、たまごっちに取り憑かれ中なので、描くキャラもウラたまのキャラだ。
 カナはグラスの表面にウラめめっち、セレブっち、ウラふらわっちを描き、底にウラやんぐふらわっちを描いた。
 レナはグラスの表面にウラまめっち、ウラめめっち、ウラふらわっちを描き、底にセレブっちを描こうとして何度も失敗した。
 「底はスペースが狭いからもっと単純な絵柄にしたら? 幼児期のたまごっちから選べば?」
 「ウラめめおっちにする」
 線を描き終えたらリューターを手に削る。
 これがまたちょっと難しい。リューターは回転しているので、力が弱いと引きずられてぐにゃぐにゃの線になってしまう。
 いつもなら途中で上手く行かないと一泣きするところだが、二人とも最後までがんばった。難しいところは頼まれて少し手伝ったが、なんとか自分の力で完成することができた。



















2-6楽しい一日は一転して何もかもへ続く


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