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滑川温泉湯治日記1-4


4.ふくしまスカイパーク

 上がるとパパが「やっぱり飯坂温泉は熱かったなぁ」と言った。
 レナは、「レナはね、お水のホースのところで入ったよ」だって。
 カナもだね。
 壁に「観光で温泉巡りをする方たちもいます。42~43度くらいにしてあげてください」といった張り紙があった。
 パパが言うには男湯は最初から二本のホースから加水されていたそうだ。それでも熱いなんて言うんだから・・・果たして最初の女湯は何度だったんだろう。

 朝は3時起きで、少しパンをかじっただけだからおなかが空いてきた。けれど飯坂の街では朝御飯を食べられそうなところは見つけられなかった。
 車に戻って少し走ってみることにする。営業中の看板が出ているラーメン屋を発見。しかし店の中をのぞけば椅子もみな机の上に逆さにあげられたまま。ご主人に問うと案の定、準備中とのこと。なぁんだ、あの営業中の看板はひっくり返し忘れただけなのか。そうだよね。朝から開いているラーメン屋なんて街にはあまり無いもの。


夜明け前、空を覆い尽くしていた灰色の雲はみんなどこかへ行ってしまった ここは黒森山の山麓、ふくしまスカイパーク


 次の目的地はふくしまスカイパーク。
 福島飯坂から13号線を米沢に向かうトンネルの手前、黒森山の山麓だ。
 ここは本来、新鮮な農産物を福島に空輸する目的で作られた空港だが、実際は飛行機一機飛ばす度に赤字が膨らむという困った施設らしい。十億円単位の税金が泡のように消えてしまった公共施設のひとつというべきか。ちょっとハイルザーム栗駒のことを思い出してしまった。

 そして今は当初の目的である農産物を載せた飛行機は滅多に飛ばず、グライダーやアクロバット機の基地や給油地としてささやかに生き延びている。

 道を上り詰めると、素晴らしい景色が広がった。
 黄色いタンポポが点在する緑の野の向こうに、雪をかぶった山々。柔らかい水色の空の下、のどかな春の景観だ。
 そう、いつの間にか晴れている。夜明け頃はあんなに雲が多かったのに。


NPOふくしまの機体展示場
見学は無料です ちょうどグライダーが一機、降りてきた




1-5.ロシア製のアクロバット専用機たちへ続く


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