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◇◆がんばれ新潟◆◇
四万温泉と雪国古民家の旅

2.スキーブーツが壊れた











 雪は雪というよりアラレ。
 それも相当な大粒。昨日この辺で降っていた雪もそうだったのだが、当たると痛い痛い。
 まつだいファミリースキー場はもう2度か3度来ているので、だいたい勝手がわかっている。
 山頂の方のリフトはこの時期いつも動いていないので、リフトは実質一本。
 リフトを降りたところから左右及び林間に分かれるので、コースは全部で三本。
 どのコースを取っても初級者から中級者という難度で、ある程度滑れる人からするとあまり面白くないかもしれない。子連れには適当なコースが多いかも。


鞄のファスナーのところに乗っかったアラレが判る?
雪じゃなくてこれなんだよ、降っているのは。
雪より大きいし硬いから痛いって。



 駐車場に車を留めて、まずはパパが子供たちの板を手に子供たちをリフト乗り場の方へ連れて行った。
 しかしいつまでたっても戻ってこない。
 いくらなんでも遅すぎなんじゃないかと不審に思い出した頃、ようやく彼は戻ってきて、「レナのスキーブーツが割れた」と言った。
 「えっ?」
 「しょうがないからレンタルした。だから時間がかかっちゃって」

 カナのスキー3点セットはネットでユーズド品を扱う店で購入した。
 レナのスキー3点セットはパパの会社の友達からもらった。
 友達のお子さんが使ったお古だが、見た目はユーズド品をお金を出して購入したカナのものより綺麗で洒落ていた。
 しかしこれ、お友達のお子さん三人兄弟が使って、カナが使って、レナで既に5代目なのだ。ずいぶん酷使したわけだから壊れても仕方ない。
 まあ一番古いスキー用具は私の板と靴とストックなんだけどねー。もう二十年近く使っているぞ。

 さあ滑るぞー・・・とは言うものの、人数分の一日券を買ったのは子供たちの分だけ。大人は二人で一枚。お金が惜しいという以上に、半分しか滑りたくない、交替で休んじゃえという姑息な計画がバレバレである。
 最初の引率者はパパだ。行ってらっしゃ~い。
 カナもレナも上手に滑る。特にレナは安定が良いのかかなり上手い。
 だから心配なことがあるとすればリフトの乗降のみ。降りるのは何とかなるから乗るときが一番心配だ。何しろレナは小学三年生にしてはとびきりちびっちゃくて、まずリフトの座る板にお尻が届かないのだから。
 だから大人一人子供二人のリフトの組み合わせは、最初はカナが一人、大人とレナが二人で乗ることになる。
 ある程度慣れてきたら、小さなスキー場なら子供たちだけで乗れることになる。ちび二人で並ぶと、気を利かせてリフト係のおじさんは動きをスローにしてくれるから。

 雪・・・というか大粒アラレはいっこうにやむ気配がない。
 風が強くないので吹雪きはしないが、青空はのぞめそうにない。
 まつだいファミリースキー場はその名の通り地元のファミリーによる利用が多いようで、リフト乗り場近くの緩斜面では大勢の小さな子供が色とりどりのプラスチックソリで遊んでいた。
 そのうちスキーのコースと合同では危ないと判断したのか、スキー場の係員がネットで仕切りを作った。






3-3まつだいファミリースキー場へ続く


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