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◇◆がんばれ新潟◆◇
四万温泉と雪国古民家の旅

21.四万グランドホテルのバイキングと蟹











 夕ご飯は7時から。
 小枝子パパさんが四万グランドホテルの方でバイキングで食べられるよう手配してくださっていた。
 ということは、たむらからグランドホテルまで移動しなくてはならない。
 もちろん坂を下るだけだから大した距離ではない。
 私たちは預かってもらっている靴を受け取りに行くためだけにたむらの帳場に顔を出したところ、丁重に車で送ってもらえることになった。
 何度も言うようだが、坂を一本降りるだけだ。
 ・・・さすが四万たむら

 四万グランドホテルの入口にいくつかベンチがあって、その上にだれが作ったのか可愛い雪だるまがいくつも置かれていた。
 雪だるまで遊びたがる子供たちの手を引くようにしてグランドホテルの中に入った。
 四万たむらと四万グランドホテル。経営は同一である。四万たむらが高級旅館という存在であるならば、四万グランドホテルは高級な大型観光ホテルという位置づけになるだろうか。収容人数もたむらよりずっと多い。とにかく入口で靴を脱ぎスリッパに履き替えるたむらと違い、グランドホテルは土足のまま上がる場所だ。


誰が作ったのかな~?



 たむらから来たお客さんということで、私たちは丁重にもてなされた。
 係りの人が食事処まで案内してくれた。
 既に1時間ぐらい前からビュッフェ式の夕食は始っていたのか、かなり席は埋まっている。
 私たちもテーブルクロスの敷かれた席につき、手荷物を下した。

 そこへ若い着物姿の仲居が現れて、中島屋からの差し入れですとスパークリングワインをテーブルに置いた。
 そんな申し訳ない。
 でもありがたく頂くことに。
 元旦の四万温泉に関しては、予算的に贅沢なんじゃないかとかいろいろ悩んだけど、本当にここに来て良かった。
 こんなに幸せな気持ちになれたのは、中島屋の小枝子パパさんがいろいろお世話してくださったからだ。
 ありがたいことだと思う。






 さて、四万グランドホテルのお正月バイキングはたいそう豪勢だった。
 まず目についたのは蟹。それから海老とか寿司。あっ、あっちの方では目の前でステーキを焼いてくれる。
 このときはてんぷらには気づかなかったが、蟹とステーキとてんぷらは小枝子パパさん曰く特におすすめ料理なのだそうだ。
 忘れないようにといつものようにあれこれ料理の写真を撮っていたら、後から小枝子パパさんから聞いた話、しっかり周りに見られていたらしい。
 夜に再びグランドホテルに戻ってきて、小枝子パパさんが働くホテル内のラーメン屋で、「あの奥さんの方、蟹の写真、撮ってましたよって言われちゃったよ」と聞いた。
 げーっ、恥ずかし。
 でもねでもね言い訳するわけじゃないけど撮ったのは蟹だけじゃないのよ。海老も煮物もパンも撮ってるからね。蟹だ~って目の色変えて撮ったわけじゃないからね。
 「うん、確かに見ていたよ」とパパ。「あなたが蟹の写真撮ってるとき、従業員が横目でチラチラっと」
 げ~っ、ますます恥ずかしい。やんなっちゃうな~もう。


もちろん私は蟹ばかり撮っていたわけじゃありませんよ~。これが証拠写真。

1-22お正月の餅つき大会へ続く


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