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◇◆長野と群馬◆◇
濁り湯露天風呂の旅

7.五色温泉へ行ってみよう











 本当は昼食前にさっさとどこか一ヶ所温泉に入ってー、昼食後にもう一ヶ所入ってー、それから七味温泉の宿に行けばいいかなぁなんて軽く考えていた私。
 でもぶどう狩り → 買い出し → キャンプ場の場所取りと来て、キャンプ場で昼食を食べてしまった今、みんななんだかまったりしてしまってなかなか腰を上げない。
 しょうがないから近場で奥山田温泉・・・さっきのキャンプ場のさわやかお兄さんはレッドウッドインがお勧めと言っていたけど、今日は天気がいいから満山荘もいいよな、なんて思っていたら、yuko_nekoさんが「がっちゃんが五色の湯に行きたがっていたよ」と教えてくれた。
 じゃ五色に行こう。
 別にどこじゃなきゃいけないってことはないんだし、そうしよう。決定。

 「大人はこれからお風呂に行くけど、あなた達はどうする?」
 子どもたちに聞いてみると、カナ、レナ、ちび姫ちゃんの三人は口を揃えて「行かない」
 トレーラーの中で三人で遊んでいる方が楽しいという。
 まあそう言うと思っていた。
 「でも誰か大人が一人残ってくれるんでしょ?」と不安そうなちび姫ちゃん。
 大人四人は顔を見合わせる。
 「大丈夫だよ、トレーラーの中にいれば」
 「でも牛が来たらどうしよう~」
 「来ない来ない。トレーラーのドアはしっかり閉めておけば大丈夫」





 結局子どもたちに留守番を頼んで、大人四人は車一台に乗車して山道を下った。
 五色温泉五色の湯旅館は行きに通りかかったからすぐ判る。
 バス停の向かいに高級旅館とはもちろん違う、けれど歴史ある鄙び具合があるでもない、どちらかというと古くしかも無粋な感じの五色の湯旅館が建っている。
 正直なところ、この外観からは1泊1万6千円以上する旅館には見えなかった。

 宿泊は割に高いが、日帰り入浴料は500円とごく普通。
 内湯と露天風呂と両方入れるのだから適正というか、リーズナブルな価格だと思うが、一応90分という時間制限がある。
 スリッパに履き替えて館内を進み階段を降りると、廊下を大きな岩が遮るように突き出しているのに吃驚する。建物を建てるときに、岩を除けるとか考えなかったようだ。
 しかもこの岩、よく見ると黄色い硫黄の粉がこびりついている。いかにも温泉地らしい岩だな。





五色温泉五色の湯旅館 外観と、お風呂に行く途中の廊下を塞ぐ大岩




1-8五色の湯の露天風呂へ続く


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