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◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉

17.入浴手形の最初の温泉を選ぶ










 風の舎であれもこれも勧められたおかげで、逆にどこを選んでいいのかわからなくなっている。
 一応事前に学習してきた中では、黒川荘新明館をチェックしていた。両方とも風の舎のお勧めにもあった。
 特に黒川荘・・・何となく特徴的な色の付いたお湯に入りたくて、そうすると候補に挙がるのは黒川荘と美里あたりか。

 でも今いる位置からすると黒川荘は遠い(美里も)。
 ここから徒歩で行かれる場所として、さっきの推薦の中で気になったいこい旅館へ行ってみようか。
 日本名湯百選に選ばれたお湯だというからハズレということは無いだろうし、特に女性にお勧めの美肌の湯なんですよなんて言われたのが効いているのかもしれない。


いこい旅館の入り口


 わろく屋の斜め前の橋を渡ると、川沿いにふじ屋、御客屋、いこい旅館、旅館わかばと4軒ほど温泉宿が並ぶ。
 いこい旅館はすぐに判った。
 横道の坂を少し下ったところにある。
 風の舎で「ここが絵になるので人気があるんですよ。黒川温泉のポスターにもよく使われますし、みなさんここで写真を撮られます」と教えてもらった囲炉裏のある休憩スペースが向かいにあり、湯上りらしいカップルが涼んでいた。




 暖簾は紺。入口周りには干した玉蜀黍が下げてあり、民芸品が飾られている。ちょっと坂を下っただけでプライベート感のあるお籠り宿が演出される。ほどよく高級感もあり、女性が好みそうな旅館だ。

 館内は少し薄暗く感じる。
 決して怖い雰囲気とか古そうというのではなく、穏やかな間接照明でリラックスできる雰囲気を作っているような感じだ。
 15室というそれほど大きくは無い規模の旅館だが、お風呂はとても沢山あるようだ。
 滝の湯、うたせ湯、箱湯、美人湯、立ち湯、家族風呂、扇の湯、月灯の湯、桶風呂、檜風呂、蘇の湯、風坊の湯と全部で12。プラスして足湯もある。
 このうち立ち湯までの5つが入浴手形で利用可能。美人湯と立ち湯が女湯で、残る滝の湯、うたせ湯、箱湯は男湯だった。
 ちなみにいこいの湯の公式サイトには滝の湯、うたせ湯、箱湯は混浴と記載されているが、脱衣所が男女別ではなく、しかもタオル巻きも禁じられているので、実際に女性が入浴するのは勇気がいるのだろう。特に日帰りでは。


いこい旅館にはお風呂がいっぱいあるようだ



3-18美肌の名湯いこい旅館へ続く


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