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◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉

34.小銭を探して夜の温泉街を彷徨う






 駆け足で再びガニ湯本舗天風庵。
 部屋で地図を広げて長生湯を探す。
 あっ、意外と近いや。こんな近くに共同浴場が二つもあるなんて恵まれてるな。

 場所は天満湯の正面の橋を渡って川沿い。御茶屋川端屋という飲食店があってその隣。ということは、ここからも川の向かいに見えているぐらいの距離。

 心配なのは料金。さっき天満湯に行くときに財布を確認したら小銭が100円しか無かった。
 どうも天満湯を見た限り、有人の受付ではなくコイン式自動販売機の自動ドア仕様な気がする。
 100円で足りなかったらどうしよう。パパはもうぐっすり寝てるから起こすわけにいかないし。

 といっても部屋を探したら小銭が出てくるわけでも無し。足りなかったらペットボトルの自販機でも探して崩すしかないなと諦めて出発した。




 流石に随分冷えてきたなと思いつつ橋を渡って川沿いに左に曲がるとすぐに長生湯はあった。
 これまたかなり変わった建物だ。
 外観は翌日明るくなってからじっくり見たが、何となく蒲鉾を連想させる形をしていた。
 その時はもう暗かったので外側は何が何やら判らなかったが、それでも奇妙な形の共同浴場だなと思った。別に悪い意味じゃない。個性的だと思っただけ。

 横に細長い建物で、中央は屋根だけというか、左右に男湯の建物と女湯の建物があって、屋根がは繋がっているような造り。
 そして入り口は一度入ったら出られない一方通行の作りで、隣に別の出口がある。
 で、何故か壁が曲線。円柱形というか、そんな感じ。

 そして不安は見事的中して、入浴料はさっき行こうとして無期限休館していた天満湯の倍の200円。もちろん100円玉しか受け付けないし、両替機なんて見当たらない。


悪い予感は当たってコイン式の共同浴場だった


 しょうがないので夜の長湯温泉を彷徨う。自販機を探して。
 なっかなかお風呂に入れないなぁ。とほほ。

 橋を渡った道を少し進んだところでようやく見つけてペットボトルのお茶を購入。これで100円玉が増えた。
 長生湯に戻って200円を投入。
 ジャングルジムのような鉄棒を手で押して中へ。男湯の前には人がいたけど女湯は誰も入っていないっぽい。いたって静かだ。


200円を投入してこれを回して入る



2-35共同浴場 長生湯へ続く


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