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◆◇九州温泉巡り旅行記◇◆
阿蘇-長湯温泉-黒川温泉

14.高千穂峡










 少し石段を下りていくとようやく高千穂峡と言うのがどういうものなのかわかってきた。
 ここは大地の割れ目のような深いところに川が流れていて、その中でも特に景観の良い数百メートルを遊歩道などを整備して観光名所としているものだ。
 中でも有名なのは日本の滝100選にも選ばれた真名井の滝周辺で、高千穂峡の写真と言うと必ずこの滝と渓谷とその付近に浮かぶボートが写っている。


これはあららぎ駐車場の手前にある橋。さっき車で渡ったところ。位置によってはこの上にもう二本、橋が架かっているように見える。


 石段の途中で振り返るとちょうど新旧の二つの橋が段になっているのが見えた。本当はもう一本あって三本見えるポイントもあるらしいが、その時は知らなかった。
 さらに降りると甌穴がある。そういえば甌穴は四万温泉近くにもあるがまだ見たことが無い。甌穴と言うのは川などに生じた渦巻が小石などを旋回させ、その削り磨かれた岩盤の凹みが円筒形になったものを言う。
 覗き込むと下の方に人工的に削られたような曲線を描く岩盤が見えた。ただし水位が低いのか、水の無いところが多かった。


左 橋が二重に見えるポイント。右 甌穴


 甌穴の先にもぽつぽつと見どころがある。
 五ヶ瀬川の流れが最も狭まっている槍飛、注連縄を張った河原の大岩 鬼八の力石、鬼八がさらった鵜ノ目姫に三毛入野命が一目ぼれをしたという七ツヶ池などそれぞれ看板が立っている。
 遊歩道は階段は多いもののコンクリートで固められ、手すりがついているので歩きやすい。
 今日レンタカーを借りてから今に至るまで幹線道路も空いていて関東とは大違いだねなんて話をしていたのにこの高千穂峡はとても混雑していた。若い人や年配の人や子供連れや、とにかく人が多い。




こんな感じの遊歩道が続く。そしてもうじき高千穂峡一番の見どころ、真名井の滝



1-15高千穂峡の真名井の滝へ続く


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