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◆◇桜の古都巡り◇◆
京都観光旅行記

25.豆富・京料理の平林亭











 最後の行先は豆富・京料理の平林亭 京都駅本店。
 タクシーでスマホに表示した地図を見せたけど運転手はわからんなぁと言う。
 見るからに駅から一直線一本道なのでわからんも何も無いと思うのだが、運転手はちょっと貸してくださいやと私のスマホを手に取ると、そこに乗っている電話番号に電話を掛けた。
 観光地ならまだしも店は場所が判らないとなれば、外からやってきた観光客自身に詳しい場所を聞くよりも、直接店に聞いた方がいつも早いし確実なのだろう、ためらいもなくコールして、通りやら目印やらを確認する。


平林亭の向かいにあった北向不動明王



 そしてあっと言う間に平林亭到着。
 しかしこんなにすんなり着くと思わなかったのでまだ5時7分前。
 予約時間以前に開店時間が5時ジャストらしく、入り口はまだクローズド。
 パパに電話するも、まだこちらに向かっている途中らしく、数分遅れるという。
 店の前で待っていたら、店員が気付いて少し早く店を開けてくれた。
 薄暗い洒落た店内。
 今日の昼の懐石カフェ蛙吉の独特の雰囲気とは違って、東京あたりでもありそうな雰囲気。
 カウンターの他に半個室のような区切られた席がいくつもあって、竹のディスプレイが飾られているのが少し京都らしいと言えばそうかも。





 一番手前の個室に案内され、座って待っているとすぐにパパも来た。
 ああ、なんか四日ぶり? 京都駅まで送ってもらって以来なのに何だか長い時間が経ったような気がするよ。
 京都は時間の流れが違うのかな?

 湯豆腐の入った豆乳鍋と、お楽しみ串揚げ盛り合わせを頼んだ。
 お楽しみ串揚げって中身は何?と聞くと、若い店員さんは「それはお楽しみですよ」と笑って教えてくれない。

 もうこの夕食が京都での最後の食事。
 ご飯は最終日が一番ちゃんとしたものを食べている気がするなぁ。
 「この店、仕事で京都に来たときに時々寄るんだけど、場所が便利でね」とパパが言う。
 そうそう私たちも京都駅の反対側、表玄関の方では市バスの渋滞に悩まされた。
 「八条口側はいつも空いているし新幹線にも出やすいからね」
 「わかるわかる」






4-26京の春の桜の季節にへ続く


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