子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 草津温泉と渋温泉*真夏の外湯巡り > 2-4草津温泉外湯 千代の湯

◆◇草津温泉と渋温泉◇◆
真夏の外湯巡り

4.草津温泉外湯 千代の湯






 やっと自分の場所が判ったので、今度は千代の湯まで間違えずに行かれた。
 千代の湯に行くのに道を間違えるとか、自分の馬鹿さ加減に情けなくなる。

 千代の湯はお客さんがいた。さすがは白旗地蔵と並んで草津が推す三大外湯(勝手に名付けた)の一つ。
 入り口の前には湯上りらしい数人のお客さんがいたが、浴室にはもう上がるところだった二人の他、もう一人観光客の女性がいるだけだった。





 千代の湯のお風呂は正方形に近い。
 しかしそんなに大きいわけではないので、やはり入浴客が集中すると狭く感じるかもしれない。
 源泉はここもさっきの関の湯同様、湯畑のもの。
 湯畑源泉は何故か引き湯距離がある程度長い方が特徴が出るような気がするので、そういう意味では関の湯も千代の湯も昨日の御座乃湯もそんなに強いインパクトは無い。
 草津のお湯の中では癒し系。

 一緒に入っていた女性が「草津って白く濁っていないんですね」と話しかけてきた。
 確かに草津温泉には白濁しているイメージみたいなものがある。
 「外湯の白旗乃湯はだいたい白濁してますよ。あと地蔵乃湯も結構白いことが多いです。少なくとも昨日は真っ白でしたよ」
 へえーと目が輝きだした。
 「白旗乃湯ですね」
 「実はさっき行ったらこれから清掃って言われちゃったんですけど、そろそろ終わるかも」
 言いながら、自分でそうか、もしかして今からなら入れるかもと思いだした。よーし、千代の湯の後は白旗乃湯に戻ってみよう。


右は千代の湯の時間湯入り口。地蔵乃湯と違って一般観光客も体験可能。



 その彼女が上がった後の千代の湯を少しばかり独占して、それから上がった。
 千代の湯周辺は大阪屋、松村屋といった木造の老舗旅館が多く湯畑前の鉄筋コンクリート製大型ホテルより絵になる佇まいかもしれない。
 ちょうど旅館の隙間から朝日が登っていて反射で目がまぶしい。






2-5草津温泉外湯 白旗乃湯へ続く


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