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キッザニア東京攻略【周り方のヒント】

キッザニア東京攻略シリーズでは今まで事前準備についてのヒントを述べてきました。
ここからは、当日の行動アドバイスになります。

キッザニアの原則は「先着順」そして「タイミング」

この周り方ヒント集の中から役に立つものがあれば活かして、どうぞ楽しい一日をお送り下さい。


※キッザニア初心者向けアドバイスのダイジェスト版はこちらで⇒初めてのキッザニア東京!心配いらないキッザニアデビューのススメ


キッザニア全体と園内を走る車両

キッザニア攻略 キッザニア東京入場前

入場前の基本的な流れはこうです。

→ 入場整理券(順番ご案内カード)を受け取る
→ 空港カウンターで手続き(予約の確認やJOBスケジュールカードの受け取り等)
→ 集合時間にららぽーと豊洲3Fの指定された集合エリアに並ぶ
→ 開園30分前から順次園内に入場
→ 希望するパビリオンに行き、予約を入れる、又は直接並ぶ


当日何時にキッザニアに行けば良いかは、キッザニア東京攻略【何時から並ぶ?】を参考にして下さい。
とにかくもう既にキッザニアの入場前の列に並んでいるものとします。
並ぶときに今は簡単な荷物検査があるようです(入場直前のこともあります)。
キッザニア内は危険物は当然、飲食物も持ち込み禁止となっています(乳幼児の離乳食や、アレルギー用除去食を除く)。

並んでいる間は、誰か代表者一人を残して列を離れることが可能です。
トイレや休憩、ちょっとしたお買い物などもOKです。
但し開園の30分前には入場が始まってしまいますので、それまでに余裕を持って列に戻る必要があります。

また、開園1時間位前に列を前に詰め始めることもあります。
トイレに行ったりロッカーに行ったりすることは可能ですが、戻って来るときにどこだか判らなくなる可能性がありますので、この時間帯に列を抜ける場合は、携帯電話を持たせるなどして迷子・行方不明者を出さないよう気をつけましょう。

※ここでワンポイント
もし親子二人きりで参加しているなど、子供一人残して列を離れるのが不安な状況で、発券・トイレなどどうしても列を離れなくてはならない場合は、前後のお客さん(特に自分の後ろのお客さん)に事情を説明して場所取りをお願いし、かつキッザニアの列整備担当者にも事情を伝えてみましょう。


さて、開園前にしなくてはならないことは、

  1. 発券
  2. トイレに行く
  3. (冬季なら)コートなど余分な荷物をロッカーにしまう

の、三つでしょうか(順番は前後することもあります)。
以前は腕にセキュリティブレスレットをつける作業が入りましたが、現在は廃止されています。

1の発券について

キッザニアの空港型のカウンターに並びます。
発券手続きに必要なものは、予約番号と予約時に使用したクレジットカードです(予約時に発行されるQRコードがあればなお便利。プリントアウトするか、携帯電話で表示させておきましょう)。クレジットカードは予約者本人であるかの確認のために使用します。

必要な確認が終わると、子供の人数分のJOBスケジュールカードやちらし類が渡されます。

チケット発券や入場をするキッザニア受付カウンター
キッザニア入口の空港カウンター。発券手続きもここで。

2.のトイレについて

意外と忘れがちなのがトイレです。
入場後はどうしてもチャンスがあれば次々とお仕事をこなしたくなりますから、入場前・・・ということは開園1時間10~15分前ですね、この頃一度お子さんをトイレに連れていきましょう。
以前は開園45分前のトイレをお勧めしていましたが、最近は早めに列がずるずると動き始めることもありますので、それでは迷子になる危険性があります。

蛇足です。入場前の話ですが、入場時間ぎりぎりに到着した場合は別として、そうでなければ一度列に並んでからトイレに行った方が良いです。ほんの5分の間に列が長くなって希望のお仕事につけなくなると残念ですから。

なお、入場後、パビリオンのお仕事に並んでいる間もトイレに行けます。ご心配なく。

3.のロッカーについて

夏場は軽装でも、冬はコートを着ていくことが多いと思います。それをキッザニア内に持ち込むと荷物になって大変だし、座席に置きっぱなしにすれば大迷惑です。ロッカーを利用しましょう。
コインロッカーは入場前に並ぶ赤絨毯の前や、キッザニア前のエレベーターを4階に上ったところに設置されています(特に4階のコインロッカーの方が100円のものがあってお得です)。

2部の場合、コインロッカーがほとんど使用中で困ることがあります。
でも大丈夫。キッザニア周辺のコインロッカー利用者の大半は、キッザニア1部(午前の部)の人たちですから、1部の退場時間(午後3時)になればどっと空きます。
3時から3時15分ぐらいの間にもう一度探してみましょう。

キッザニアのウルバノとビータ
キッザニアのキャラクター ウルバノ(右)とビータ(左)

キッザニア攻略 キッザニア東京入場後

ここからは実際にキッザニアに入場した後の話になります。
とにかく入場前に並んだ順にゲートを潜り、目当てのパビリオンに行くことになります。
キッザニア東京攻略【初めてのパビリオン選び】に記述したとおり、最初のお仕事だけは希望を固めて受付場所を事前に予習しておいた方が良いです。

そして希望するお仕事の最初の定員に入れるか早めの予約時間に予約が入れられたら万々歳。

しかし、もし既に先客で定員が埋まっていたらどうしましょうか。

ここは判断のしどころです。

まず待ち時間を確認します。
例えば回転率の良いお仕事・・・ソフトクリームショップやボトリング工場、初回限定のキャビンアテンダントなどは体験時間そのものが短いので2組目に入ってもそれほど待たずに体験ができます。また、ハンバーガーショップ、ピザショップなどの複数レーンで作業するお仕事は体験時間そのものは普通ですが待ち時間は人数の割に他の1/2や1/3で済みます。こういうところは待つ価値があると思います。

逆にお仕事時間が長いものや、定員数が少ないところでは、人数の割に待ち時間が長くなることもあるので要注意です。

他へ移動するなら決断は迅速に。

最初からもしここが駄目ならここと、二番手三番手のお仕事を決めておくのも手です(但しそれに固執しすぎないように)。二番手に選ぶお仕事は、最初に狙ったお仕事パビリオンの近くにあるものにしておくと、移動時間のロスが少なくて済みます。


ピザは特に回転率が高いお仕事

キッザニア攻略 JOBスケジュールカード(お仕事の予約)の活用

以前はお仕事の予約がいっさいできず、とにかく並んで順番が来るまで2時間でも3時間でも待たなくてはならないのがキッザニアのルールでした。
しかし2010年4月からJOBスケジュールカードによる予約が可能となり、以降、並び方ががらっと変わりました。
この画期的なシステムにより、2時間も3時間も並んで待たなくてはならない事態は回避されるようになりましたが、お菓子工場などの人気パビリオンを体験するためには、とにかく入場を早くしなくてはならない(できるだけ早い入場整理券(順番ご案内カード)を入手しなくてはならない)という状況は変わっていません。仕方のないことですが。

JOBスケジュールカードの使い方

子供一人につき一枚渡されます。
お仕事をするときは必ず提示します(予約するしないにかかわらず)。
予約したいパビリオンで提示して、一ヶ所だけ予約を入れることができます。
その予約を消化しないと次の予約は入れられません(消化すれば入れられます)。
どこかのお仕事を予約している間は、他のお仕事は直接並んで待って体験することしかできません。
予約が入っている場合、その予約集合時間までに終わる仕事しか、受付をしてくれません。
予約を入れた場合、カードに集合時間が記載されますので、その時間には必ず戻るようにしてください。

なお、一番人気のお菓子工場などは、入場が始まってほんの数分程度で最終回まで予約がいっぱいになることも珍しくありません。

JOBスケジュールカードは持ち帰れますので、自分のお仕事体験リストとして記念になります。

キッザニア攻略 パビリオンの周り方アドバイス

一人で回った方がチャンスが多い

休日など混んでいる日に、お友達同士や兄弟で一緒に回ると絶対的に選べるお仕事が少なくなります。
キッザニアのお仕事はどこも定員があります。大半は6人前後です。
実際に回ってみると判りますが、あと1人なら次回の定員に入れますという枠に遭遇することがとても多いです。
二人以上で一緒に回ると、二人以上空きのあるお仕事を探さなければならず、場合によっては次の回に回されてしまいます。
それでも構わないと思うかもしれませんが、それぞれのお仕事の一回分の回転が30分前後掛かることや全体の制限時間が5時間しかないことをお忘れなく。
また一人枠を見つけたときにどちらが先にやるか、あるいは別の所を探すかとなったときに、譲り合い遠慮しあいをしていると、後ろで待っている人にも迷惑が掛かります。

兄弟姉妹の片方が幼く、上のお子さんが面倒を見ざるを得ない場合は致し方ないと思います。またどうしても一人で回る勇気がないというお子さんも仕方がないかもしれません。

でも私自身実際に最初から最後までお友達二人組で離れたがらなかったお子さんと回った経験からも、可能なら別々に行動した方が良いと思っています。

また、お仕事中はお友達と一緒だと照れやふざけが入ってしまうことも考えられます(警備センターやカメラマンでそうした光景を見てきました)。

ちなみに我が家はいつもは姉妹二人、ときどき友人と一緒にキッザニアに出かけたりしますが、キッザニアに行くこと自体はグループで行くのもとても楽しいことだと思っています。
行きや帰りに情報交換したり、入場前の待ち時間を一緒に遊んで過ごしたり、キッザニア内での子供のサポートも親同士が協力しあってできたりしますので。

兄弟姉妹が別行動になって保護者の目が行き届かないときは、お仕事終了後にその場で待機、待ち合わせ場所を決める、あるいは携帯電話を持たせるなどすると良いと思います。我が家はパパの携帯を借りてその日だけ子供に持たせています。
キッザニアの携帯電話ショップで体験がてら携帯電話をレンタルすることもできます。

アルバイトを活用しよう

短時間でできるお仕事に「アルバイト」があります。
JOBスケジュールカードで予約を入れているけど集合まで20分しかないから半端すぎてお仕事ができない・・・そんな時に役に立つのがアルバイト。

正規のお仕事で無いため、お仕事カードなどはもらえませんが、だいたいが短時間で終わり、受け入れ時間も流動的なので、使い勝手が良いです。お給料(キッゾ)もちゃんと出ます。

アルバイトできるパビリオンは新聞社、出版社など複数ありますが、入り口ゲート正面のお仕事相談センターに行くとその日可能なアルバイトについて教えてもらえます。

シーズンによっては特別なイベントのアルバイトなどもありますのでチェックしてみてくださいね。


アルバイトを募集しているパビリオンリスト

看板をチェックしよう、定員をチェックしよう、待ち時間をチェックしよう

各パビリオンの入り口にはだいたい手書きの看板が設置されています。プレートや張り紙のこともあります。
ここにはその日の定員や大まかな体験時間が記載されています。

キッザニア攻略を目指す人なら各パビリオンの定員はチェックされているかもしれません(まだの人はこちらでどうぞ→キッザニアお仕事パビリオン紹介)が、実は定員はときどき変わるのです。2007年10月に行ったときにはキャビンアテンダントが4名から5名に、翌月には警備センターのガードマンが4名から5名に増員されました。
一方、定員8名のはずのパイロットが、機材故障のため7名で稼働させていた日などもありました。

このお仕事がやってみたいと決めたら、そのパビリオンで何時の回に入れるか聞いてみましょう。空いている所はすぐに入れるかもしれませんよ。

パビリオン前の看板には定員、作業時間、給料額(キッゾ)などが明記されているさらに簡単な作業内容も記載されているタイプもある
看板にはいろいろなタイプがありますが、定員と作業時間は必ず記載されています
なお、これらは古いバージョンで、今はどのパビリオンも同じフォーマットになっています

時々待ち時間などを確認しようにも、部屋の外にスーパーバイザーがいないパビリオンがあります。
中のお仕事が忙しくて外に出てこられないのだと思いますが、こういう場合、黙って並ぶのは時として賭けになってしまいます。

2階にある一部のパビリオンでは、前の回がスタートした時刻と、そのお仕事に掛かるおおよその時間が張り出されています(仕事時間が前後する可能性も含めて、何時から次のお仕事が始まりますとは明記していないのがミソですが)。
これなども待ち時間の目安になりますので、他のパビリオンでも取り入れて欲しいなと個人的には思っています。

次回のお仕事開始時間の目安が渡るタイプの張り紙
待ち時間の目安が判る看板

二つ目のお仕事は思案のしどころ

これはまあ、攻略というより考察のコラムです。
【この項目はJOBスケジュールカードによる予約システムが開始されるより前に書いたものなので、今では当てはまらない部分もありますが、ご了承ください。】

ひとつめのお仕事が終わりました。
さあ、次のお仕事を探しましょう・・・ところが、どこのパビリオンに行ってもそろって30分以上の待ちです。何故でしょうか。

これはキッザニアのシステムに問題があると思っています。
つまり、80以上も体験ができることになっているキッザニアですが、その大半は30分前後のお仕事なのです。
ですから、最初のお仕事を開園と同時にスタートして、開園30分後には一斉にいろいろなお仕事の1回目が終わります。
そして1回目が終わると、どこのパビリオンも即座に2回目のお仕事をスタートさせます。

すると、どこかで1回目のお仕事を終えた子供が、次のお仕事の受付に到着するときには、もうそこでは2回目のお仕事は始まっていて3回目を待たなくてはなりません。
なにしろ2回目のお仕事はまだ始まったばかりですから、まるまる30分を待たなくてはならないことになるのです。

さらに大きな問題があります。
2回目のお仕事をスタートする前に、既に最初から2回目以降の定員が揃っている人気パビリオンは問題ありませんが、人気の低いパビリオンはおろか、安定した人気を持つ中堅どころのパビリオンすら、この回に限って下手したら定員割れしたまま2回目のお仕事をスタートせざるを得ないのです。
なぜなら、2回目のお仕事に並んでいるのは、最初から2回目になっても構わないからと初回のお仕事ができずに並んでいる子供達と、初回のお仕事が短時間で終わるお仕事だったりたまたま終わって直ぐにタッチの差で滑り込むことができたラッキーな子供達だけだからです。

いいですか。パビリオンは人が足りなくて定員割れしたままスタートするのに、その直後に1回目のお仕事を終えた沢山の子供が一斉に職を求めてあらわれ、30分も貴重な時間をただ待たなくてはならなくなるのです。

定員割れの人数はたかがしれているかもしれませんが、そこに一人でも二人でも入ることができたら、その子たちにとって、その日のキッザニアの成果は違ったものになるはずです。
もったいないと思うのです。

私がこのことに気づいたのは、キッザニアに行ったときのタイムスケジュールをまとめたときです。
毎回、姉妹揃ってこの時間だけぽっかりと30分近くの待ち時間ができてしまうことに疑問を持ちました。
1回目に短時間で終わる仕事や逆に長時間かかるイレギュラーな仕事を入れると、この問題がスルーされることにも気づきました。

だからといって、キッザニアの客側ではどうすることもできない問題なのですが。

少しでも解消する方法があるとすれば、30分前後のお仕事だけでなく、もっと体験時間がさまざまなお仕事、特に10分程度で終わるような短いお仕事を沢山作ることではないかと思っています(全てを短くするという意味ではありません)。
別件でキッザニアに質問する際に、このことを問い合わせてみたことがあります。
キッザニアの返答は「その通りです」でした。
但し、キッザニア自体がスポンサー企業の広告費を中心として成り立っているテーマパークですから、短時間で体験できるパビリオンを作りたいというスポンサーが現れないことには現実化することができないようでした。

ちなみに3回目以降になると、同じ30分のお仕事でもだんだん回転がばらけてきて、拘らなければ10分、15分待ちのお仕事を見つけることがたやすくなってきます。

警察署パビリオンで待つ子供達
各パビリオンには待つスペースが用意されている
画像は警察署パビリオン

タイミングが勝負

【この項目はJOBスケジュールカードによる予約システムが開始されるより前に書いたものなので、今では当てはまらない部分もありますが、ご了承ください。】

キッザニアの待ち時間は本当に読めません。
この場合の待ち時間というのは、キッザニア入場前の待ち時間ではなく、入場後の各パビリオンでの待ち時間のことです。

人気のお仕事はいつ行っても混雑していて、人気の低いお仕事は空いている・・・それは確かですが、待ち時間はそれだけでは計れないのです。

例えば「パイロット」。
かなり人気があります。初回にはキャビンアテンダントと併せて空港の受付はどっと混み合います。
混むことが予測されるので初回には沢山の子供達が殺到します。週末などあっと言う間に2回先、3回先の定員までいっぱいになります。

しかし、パイロット希望の子供はもっといるにも関わらず、それ以上列が伸びることはあまりありません(お菓子工場などは例外です)。
というのは後でもパイロットをするチャンスはあるので、時間を有効に使いたい子供は今の時点ではもっと空いている他のお仕事へ移動するからです。

体験時間30分のお仕事で3回先の定員に入った場合、待ち時間が約1時間プラス体験時間が30分の、計1時間半がそこで費やされることになります(開園30分前近くから並んでいる場合は最長2時間が費やされる可能性すらあります)。

開園後1時間半が過ぎた頃、再びパイロットの受付に戻ってみましょう。
仕事を終えた子供と同じくらいの人数が新たに並んで、今も3回先まで定員がいっぱいでしょうか?

そんなことはありません。
初回に並んでいた3回先までの定員は全員お仕事を終えて、次の回はまだ定員の半分ぐらいしか並んでいなかったりします。
パイロット希望者はもっといたはずなのにその子供達はどうしちゃったのでしょうか。

ここがキッザニアの待ち時間が読めないところです。
後でまたパイロットの様子を見に来ようと思った子供達は今は他のお仕事をしている最中かもしれません。あるいは他のお仕事に並んでいるところかもしれません。
パビリオンは誰かが代わりに並んであげたり予約しておいたりということができないので、体がひとつしか無い以上、希望するお仕事が空いている瞬間に自分の体が空いているとは限らないのです。

誰もが同じ条件ですから、超弩級人気パビリオン(はっきり言いましょう、それはお菓子工場です。そしてそれに次ぐのが回転率の悪さも含めたキャビンアテンダントです)を除いて、タイミングさえ合えば、人気パビリオンを待ち時間僅かで体験できるチャンスもあるのです。

その反対のパターンもあります。
どうにも人気のでないお仕事もあります。
相当混雑している週末でも、しょっちゅう定員割れしているようなお仕事です。
自分のやりたいお仕事がたまたまそういう人気のでないお仕事だった場合、待ち時間少な目で簡単に体験できるでしょうか。
これもそうとは限らないのです。
もちろんそれを入場してすぐの初回に持ってくれば確実にロス無く体験できますし、どんなに待ったとしても一回の体験時間以上に長い時間を待つことはあまり無いとは思いますが、でも空いているお仕事の場合、普通はあえて初回には持ってこないものですし、空いているお仕事に長時間待つのも割が合わないような気がすると思います。
とにかく自分の体が空いたタイミングが、いつもそのお仕事の前の回が始まったばかりだと、いつ行っても30~40分待ちと言われて、後で来よう後で来ようと思っているうちに募集が終了してしまったりします。
1箇所の体験時間がどうしても30分前後と長めなので、このパターンも意外とあるのです。

以上のことからどんなことが言えるかというと、事前にこれとこれとこれは絶対やりたいと決めたり、人気度を勘案した上でこういうコースでこなしていこうとか、決めてもほとんど決めたとおりにはできないということです。

やりたいお仕事と、その中でも特にやりたいお仕事をリストアップさせることは重要ですが、そのことに固執せず、目の前のチャンスを活かしましょう。また、やりたいお仕事がとてつもなく混んでいても、体が空く度に諦めずに様子を見に行ってみましょう。
同じパビリオンに何度も待ち時間を聞くのは恥ずかしいかもしれませんが、スーパーバイザーもちゃんと判っています。
運が良ければ絶対できないと思っていた人気のお仕事に、待ち時間ゼロで滑り込めるかもしれません。

あっ、さっきのパイロットのお話はたとえ話ですから、いつも開園一時間半後にがらがらになっているというわけではありません。パイロット・消防士は比較的回転が良いので、中盤以降にチェックしに行く価値はあると思っていますがね。


左の画像は開場直後に大混雑する空港、右は同日の3時間半後の空港。
右ではキャビンアテンダントもパイロットもまだ次回の定員に達していないようです。

キッザニア攻略 キッザニアで食べる

1回の制限時間は6時間(2部なら5時間)ですが、ちょうどその時間内に1部なら昼食、2部なら夕食時間に差し掛かると思います。
ご飯・・・どうしましょうか。

子供の食事で一番いいのは、お腹が空いてきたときに食べ物関係のお仕事をして、自分で作った食事を試食することです。

キッザニアの数あるお仕事の中でも、ハンバーガーショップ、ピザショップ、料理スタジオの三つは完全複数回転制で、体験所要時間、一回の定員、並んでいる人数の割に、待ち時間が少なく一人でも多くの希望者を受け入れられるようになっています(その後、料理スタジオは複数回転制ではなくなりました)。
これは偶然では無いはずです。
他にも前の回が終了する前に次の回が準備に入るなど、部分的に重複させて回転率を上げる工夫をしているパビリオンもありますが、上記の三つは複数レーンで仕事ができるよう企画段階から考えてあったはずです。
その理由は、どうせ子供達が時間的に園内で食事を摂取しなくてはならないなら、それを作ることもお仕事で体験してもらおうというコンセプトによるものと思います。
つまり、お仕事=食事提供なわけですね。

この他に、食品開発センターの冷凍食品、パン工場のパンなども、多少は空腹を満たすことができると思います。

そうはいっても、全員が食べ物関係のお仕事をできるわけではありません。
時間内に入れなかった子供もいるし、食べ物より他のお仕事に興味のある子供もいます。
それに上記の食べ物だけでは全然足りないという子供もいることでしょう
ちなみに我が家の子供達は比較的小食で、ハンバーガーひとつでお腹いっぱい。ピザは子供二人で分け合ってちょうど良いくらいでした。

この他にキッザニアでは軽食を販売しています。
1階のRF1ではプラスチックの使い捨て容器に入った麺類やお弁当、ばら売りのコロッケなどが飲物と一緒に売られています。
また、子供が体験しているものとは別に1階にモスバーガーが、2階にピザーラがあります(もちろん子供がお仕事体験で作ったものではなく、プロが作った製品を売っています)。
大人はこれを食べることになると思います(もしかしたら子供が自分の作ったものを味見させてくれるかも)。子供でも食べ物を作らなかったり足りなかったりした場合はこちらで買うことになると思います。

混んでいる日は食べる場所も苦労しがちです。
食品を売っている店の近くや食べ物関係パビリオンの近くにはテーブルセットがいくつも設置されているのですが、荷物を置きっぱなしで場所取りをしている大人、疲れたので座ったきり動かない大人なども多く、せっかくハンバーガーやピザを作ってきた子供たちが座ることもできず、それを手にうろうろしている姿も多く目にします。
狭い園内、席は限られているので譲り合って使いたいものです。
少なくとも荷物を置いたまま立ち去るのはやめましょう。
あっ、劇場も飲食可能です。椅子もゆったりしていて穴場です。
大人だけなら2階のペアレンツラウンジに食事を持ち込むこともできます。

再び子供の食事に話を戻しますが、我が家が行くのは2部が多く、閉園は午後9時なのでいくらなんでもそれから夕食を食べるのは遅すぎると思っています。
でも小学四年生の長女などは、キッザニアでお仕事をすることに夢中になってしまい、5分でも惜しいと思うのか、何度聞いても「今はお腹空いていない」と答えることがあります。
そういうときは諦めて、閉園後に食べさせています。

ちなみにキッザニア内のモスバーガーとピザーラは、閉園50分前にオーダーストップになります(飲物とデザートは30分前まで販売しています)。
どうも食べ物関係のお仕事を最後までしないつもりらしいと判ったら、食事の手配は早めに考えた方が良いかもしれません。

この項目の記載に関しては、はるかママさんにサポートを頂きました(ありがとうございます)。

キッザニア内ピザショップパビリオンのピザ
自分で作ったピザは格別

キッザニア攻略 子供が体験中の5時間、大人は何をする?

ディズニーランドなんかのテーマパークでは、大人も子供と一緒にアトラクションに乗ったりショーを見たりして楽しむことができますよね。
ところがキッザニアは子供だけが遊べるテーマパーク。大人は遊ぶどころか、各パビリオンの中にも入れません(キッザニアの中には入れますよ)。
子供がお仕事体験中の5時間、大人は何をすればいいんでしょうか?

・キッザニアの外に出る
1つのグループに複数の大人がいる場合は一人を残し外出が可能です。また子供が全員小学1年生以上の場合は大人は全員外出が可能です。ららぽーと豊洲でお茶を飲んでいるのもショッピングするのも映画を見るのも自由です。但し、閉園30分前までには戻る必要があります。
・キッザニア内で暇を潰す
2階に大人専用のペアレンツラウンジがあります。無料でネットできるパソコンや雑誌が置いてあります。ペアレンツラウンジは飲物は有料ですが、部屋の利用だけなら無料です。また、劇場で公演されるものをひたすら見ているのも有りです。
・自分の子供が体験している様子を外から見る、撮影する
基本はこれです。これだけで親は十分楽しめると思うのです。
私なんてこれが見たくてキッザニアの予約を入れてしまうわけですから。
・子供の次のお仕事をサーチ
これをやることには賛否両論あるかもしれません。私はパビリオンの待ち時間を減らし効率よく回るために、子供のお仕事中にときどき他のパビリオンの様子を見に行きます。 どこが空いていそうとか、どこのお仕事がもうじき終わりそうとかですね。
決めるのは子供自身なので情報収集だけですが。
・地理を把握する
初めてキッザニアに来た場合、まず全体の地理を把握して、子供が希望しているお仕事の受付がどこか確認しておくと良いです。 前のお仕事が終わった子供をすぐに次の場所へ案内できますから。
お仕事を始めてしまうとその様子を見ていたいと思いますので、お勧めは子供がお仕事に並んでいる間です。
ですから入場して開園まで時間があれば、子供を最初のお仕事に並ばせた後に、とにかくキッザニア内を一周して地理を把握しておくと良いですよ。←これ、かなり重要

園内には子供のお仕事を見ようとする保護者が沢山

キッザニア攻略 キッザニア閉園まぎわのコツ

最終のお仕事探しの難しさ

さあそろそろキッザニアのお仕事も既にいくつかこなして、何となく回り方の間隔がつかめてきたところで、あれ? 待っている人数が少ないから次回の定員に入れそうと思ったら、人数や体験時間が記載された看板の上に「募集終了」と書かれた札が下がっているのを見つけました。

「?」

おかしいですね。まだ閉園時間までは1時間近くあります。
もし2部なら5時間のうちの1時間ですから、1/5も時間が残っていることになります。
ほとんどのパビリオンの体験時間が30分ですから、巧く回ればあと二つ、効率が悪くても十分あとひとつは体験できると思っていました。
なのにパビリオンの方がもう受け付けてくれないのです。
あれよあれよと言う間に、他のパビリオンも次々募集を終了してしまいます。
たったの5時間(1部なら6時間)しか無いのなら、せめて5時間はみっちりぎりぎりまで遊び尽くそうと思っていた親も子も途方に暮れてしまいます。

行き場を失った子供達は銀行やデパートといった定員回転制でないパビリオンに殺到します。
そこでこの二つは大混雑となります(しかも以前は銀行もデパートも閉園15分前には店じまいしていました。今は閉園時間ぎりぎりまで受け付けてもらえます)。

困りましたね。
下手をするとせっかくの楽しい気分が台無しです。どこを回っても締めきられたパビリオンばかりで、がっかりした子供は失意のうちに帰途につかざるを得ないかもしれません。

パビリオン側の事情としては、閉園ぎりぎりまで体験者を募集しているわけではなく、閉園時間に合わせて最後の組がお仕事を終了しないといけないわけで、それを計算して、最後の組の定員一杯まで並んだ時点で募集を締め切ることになるわけです。
常に2回先、3回先の定員まで並んでいる人気のお仕事ですと、逆算して1時間半前、ひどい場合ですと閉園2時間前に募集が終了してしまいます。
人気の無いお仕事でも最後の回がスタートするときに募集を締め切りますから、どちらにせよ閉園30分前にどこか求人を見つけないと、閉園ぎりぎりまで遊ぶことができなくなるわけです。

そんなわけで、閉園30分を切ったら新たな求人を探すのが難しいことは判ります。
しかし、閉園1時間前に、かなりの数のパビリオンが募集を終了してしまうのはよろしくないんじゃないかなぁ・・・どう思いますか?

つまり、この最終回のお仕事にあぶれる子供の人数で、キッザニアの適正定員が測れるのではないかと考えるわけです。
そして現状を見る限り、土日休日は子供の人数が多すぎるのではないかと思う次第です。
ちなみにキッザニアの定員はこちらで紹介しています→キッザニア攻略【何時から並ぶ?】

警備センターの募集終了のボード
次々と出る終了の看板は子供達を落胆させる


愚痴ってばかりいても仕方がないので、対策を考えましょう。

・閉園1時間前
希望パビリオンに固執しなければ、必ずお仕事は見つかります。頭から決めてかからず、最初に見つけた募集中のパビリオンに入ってみましょう。
うちの子供達は毎回、特に楽しかったお仕事を二つ教えてと聞くと、そのうち一つはたまたま入ったパビリオンであることが多いです。 興味の無かったお仕事でも、その分、意外性があって楽しめることがあります。
逆にこの時間帯に決めかねて、あれもいまいちこれもいまいちと10分20分を費やすことはお勧めしません。
・閉園50~40分前
ラストのパレードダンサーの募集が掛かります。定員数が多いので、劇場前に行ってみましょう。
・閉園40~20分前
穴場と思われるパビリオンを重点的にチェックしてみましょう。2階のパビリオンは穴場が多いです。証券会社、発明工房、スポーツクラブ、名刺屋、そしてラジオ局です。1階では穴場ストリート沿いの新聞社と旅行会社が狙い目です。その他、目立たずしかも体験時間が短めということで、カーモデラー・カーデザイナー、理容店もお勧めです。
・閉園15分前
パレードが始まります。パレードダンサーのお仕事ができなくても、最後にこれを見るのもキッザニアの締めくくりとして楽しいのではないでしょうか。パレードの行列はキッザニアの大通りを踊りながら一周します。閉園50分前までにハンバーガーかピザを購入しておけば、食事と共に楽しむこともできます。うちもやってみました。パレードにお友達が参加したので、応援したくて食事の方は大急ぎになってしまいましたが。

あとはいっそ早めに退園して、ららぽーと豊洲で休憩するなどです。閉園時間になるとキッザニア周辺は一気に混雑しますから、早め退園もメリットがあります。
要は気持ちの切り替えですよね。
子供自身がもう何もやることがないとがっくりして終わるのが一番残念だと思います。

プロカメラマンの撮った写真

キッザニア内が素人が写真撮影するのには難しい環境であることについては、キッザニア攻略【服装・持ち物】の大人の服装と持ち物の項で述べました。

その代わりと言っては何ですが、プロのカメラマンがお仕事中の子供達を撮影してくれます。
撮影予定のお仕事は、入場ゲート入ってすぐ右手の辺りに張り出されています。

以前は全ての回で撮影するパビリオンと、ランダムに撮影するパビリオンに別れていました。

最近はその区別は無く、撮影予定のパビリオンを一括して張り出しています。

参考までに2008年5月の撮影予定パビリオン
パイロット、キャビンアテンダント、新生児室、出版社、ビジネススクール、街時計、消防署、食品開発センター、宅配センター、ラジオ局、カーライフサポートセンター、警備センター、ピザショップ、警察署、ファッションショーリハーサル
(その前の月は加えて、パン工場、ビューティーサロン、電力会社も掲載されていました)

自分の子供が撮影されるかどうかは、お仕事体験中にパビリオンの入り口に「撮影中」のカメラマークが提げられているかどうかで判ります。

また、スクリーンでしか見ることのできないパイロット、キャビンアテンダント、正面から撮影できない消防署の消火活動の三つは必ず撮影するそうです。
そしてこのリストに掲載されていないパビリオンでも撮影される可能性があります。

撮影された写真は順次プリントアウトされて入場ゲート周辺から中央通路入り口近くに展示されます。キッザニア閉園時間が近づくとキッザニアの外に移されますので、退園後にゆっくり選ぶこともできます。
お値段は一枚1,200円。
ちょっとお高い。
大人の入場料が二千円未満、子供はあれだけ遊んで現物支給も含めて四千円未満であることを考えると、写真一枚千円以上は高すぎるような気もしますが、キッザニアの貴重な現金収入なのかもと思って諦めています(もちろん買わなくてもいいものですし)。

でもキャビンアテンダントやパイロットのように、スクリーンでしか見られないお仕事なんかは、制服姿をばっちり撮影してもらえるので貴重です。

個人的にはせめて現金だけでなく、クレジットカードやEdyで購入できるようにしてほしいです。

キッザニアのキャビンアテンダントの制服姿
キャビンアテンダントを個人で撮影するのはこれが限界
身長にも寄りますが手すりが邪魔で・・
そもそも3倍ズームぐらいでは綺麗に撮れないです


※こちらはキッザニア東京に関する攻略頁です。キッザニア甲子園に関してはキッザニア甲子園情報からどうぞ。


2015年12月 一部改訂

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