子連れ旅行温泉日記の目次子連れ旅行温泉日記

榛名湖日記アンコール3-2


2.北西へ

 10時過ぎ、年末にほぼ毎日通った岩櫃山に至るルートを下れば、正面に雪を抱いた山々。
 途中に可愛いニワトリの像がある養鶏場があるのだが、今日は「伝染病予防のため立ち入り禁止」の看板が見えた。鳥インフルエンザが収まるまで、神経質になっているのだろう。
 吾妻川沿いの145号線を吾妻渓谷、川原湯温泉と過ぎて、城跡もある羽根尾の先、袋倉という場所に一軒宿の半出来温泉はあった。
 温泉が半分の出来ということではなく、半出来とは小字名。元々作物がよく育たず半出来と呼ばれた地名に由来する。

 宿は国道沿いで、一言でいうとかなり襤褸である。
 しかし佇まいと裏腹に、駐車場は5、6台の車が停まっており人気がありそうだ。
 私たちが降りる準備をしている間にも、もう一台新しい車が停まり、若いカップルがタオルを手に降りてきた。

 ここは昭和50年創業。その頃から建て替えていない感じの古そうな建物だ。絵になる古さではなく、B級感の増した古さだ。
 お風呂は男女別の内湯から外に出て、露天風呂に至る。露天風呂は混浴だ。


昨日は南東ルートだったので、今日は北西へ向かおう。
榛名湖の北西は、名湯がいっぱい

下は今日の岩櫃山。 まだ遠くの山々は白い…。

そして辿り着いた半出来温泉…。
建物が傾いているのはオンボロだからではなく、撮る時にカメラが傾いていたからです。失礼しました。


 トイレに行きたいと言うレナに付き合っていたら、出遅れてしまった。トイレも脱衣所には無い。入り口近くまで戻らないと見つからなかった。
 カナはもう、パパと入ったようだ。どうせ露天風呂で合流できるだろう。

 内湯で軽く洗ってから、外へ通じるドアを開ける。
 露天風呂はすぐそこなのかと思ったら、男湯と女湯それぞれからタイルが点々と渡された道が続いており、露天風呂は川沿いだった。
 さんさんと照る日差しの下、タオル一枚で行くにはちょっと勇気がいるなぁ。


無秩序に植物が並べられた廊下を通ってお風呂へ向かいます。 こちら内湯。内湯はそれほど湯の花も凄くないし、何より藻がないので、ある意味安心かも(どーいう意味でしょう(笑))




3-3.半出来か?上出来か?へ続く


榛名湖日記アンコール 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME