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◆◇夏休み函館紀行◇◆
母娘函館観光旅行記

11.大沼湖の謎の生物?












 最初は下り坂。
 大沼プリンスホテルの敷地を出て左に曲がって進むとすぐに広い通りにぶつかった。
 ありゃ、さっきの送迎バスでこんな道、通ったっけな?
 あわてて地図を確認すると、いきなり道を間違えた模様。
 目の前の大型車が行き来する道路は国道5号線だった。地図をしまって元来た道を逆戻り。


なんか違うとこに出ちゃった。送迎バスではこんな所は通らなかったよ。



 それからの道がとにかく下り坂。
 ぎゅんぎゅんスピードが出る。みんなハイになっているので出るに任せて速度を上げる。自然にゲラゲラ笑ってしまう。前を走るカナとレナも笑っているのが判る。
 それなりに距離があったはずだが、スピードに任せて一瞬で過ぎてしまった。
 北海道カントリークラブの入り口横を過ぎて、さらに進むと木立の合間に見えていた湖がようやく近づいてきた。
 これは小沼湖。
 大沼国定公園は駒ヶ岳の噴火により折戸川がせき止められてできた三つの湖と大小さまざまな小島から成り立っている湖沼群だが、その湖の中で最大のものが大沼湖、次がすぐ隣に位置する小沼湖、最後が先ほど道を誤ってぶつかった5号線の向かいにあるじゅんさい沼になる。
 いつの間にか空は晴れ。
 湿度の低いさわやかな気候だ。
 サイクリング日和。







 小沼湖と大沼湖は一部繋がっていて、その上を道路と線路がまたいでいる。さっき大沼公園駅から大沼プリンスホテルまで送迎バスで連れてきてもらった時にも通った。
 その踏切のところまで来て、ようやく大沼一周サイクリングコースの始点という感じだ。
 ちなみに大沼は自転車でおよそ1時間10分ぐらいで周れるようだ。

 二つの湖のジョイント部手前の橋を渡る。
 大沼公園駅の方には行かず、大沼湖を時計回りに回ることにする。
 つまり、大沼公園駅やジョイント部は帰りに通るルートになる。

 大沼湖畔に出てすぐのところ。
 広い湖にぽつりぽつり木の生えた丸い小島が浮かんでいる情景の・・・すぐ足元の水面。何かが動いた。
 「あれなに?」
 「見た見た」
 何かちょっと大きくて黒っぽいもの。ちらっと見えたかと思うとすぐに沈んでいってしまう。
 一匹だけじゃなくて何匹かいるもよう。
 魚なのか哺乳類なのかもよく判らなかったけど、見ていてもついに正体不明のまま終わってしまった。
 あそこで浮いたり沈んだりしていた生き物はなんだったんだろう。


上段左と中段右のそれが時々浮いてきた謎の生物。なんだったんだろう。単なる鯉だったりして。




1-12湖畔のカフェ"シャルル ド ミル"へ続く


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