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夏休み函館紀行*母娘函館観光旅行記
> 1-8大沼駅じゃなくて大沼公園駅
◆◇夏休み函館紀行◇◆
母娘函館観光旅行記
8.大沼駅じゃなくて大沼公園駅
しばらくまばらな町中を走った後はいつに間にか緑の多い景色になっていた。
およそ20分の旅を背もたれの高い座席で楽しむ。
しまった。座席は進行方向を向いて左側に陣取るべきだった。
気が付くと左手一杯に青い大きな湖、木々の縁取り、なめらかな稜線を見せて端正にそびえる駒ヶ岳。大沼国定公園に入ったのだ。
だんだんと列車の動きは鈍くなり、微妙な感じでブレーキがかかった。
ちょうど車体は線路にもプラットフォームにも草を生やした古びた駅で停まっていた。
同じ車両に乗っていた多くの乗客が降車駅かと立ち上がってドアに向かって列を作り始めた。
錆びた金属の枠に囲まれた駅名は「大沼」。
あれ? 降りる駅は大沼公園じゃなかったっけ?
そう思ったとたん、がたんと一揺れ、再び列車は走り始めた。
何らかの理由で一時停止しただけのようだった。
使われているのかなと思うくらい鄙びたその大沼駅を離れると、もうすぐに大沼公園駅だった。
そして大沼公園駅は想像していた通り、リゾート地めいた小奇麗な駅舎で、さっき席を立った観光客もみんなこの駅で降りて行った。
左上 大沼公園駅じゃなくて大沼駅だった。 右下 こっちが停車する大沼駅
人波にくっついて改札を出ると、なんだかただっ広い駅前広場。
目の前にロータリーがあって、右手に大沼観光案内所。
駅舎と大沼観光案内所の間に立っているバス停が
大沼プリンスホテル
送迎バスの発着所。
大沼公園駅 駅舎
1-9大沼プリンスホテルへ
へ続く
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