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◆◇夏休み函館紀行◇◆
母娘函館観光旅行記

2.スキップサービスの罠






 でもなんとかなって8月8日早朝出発。
 幸いパパが車で羽田空港まで送ってくれる。
 車窓の空模様はこれ以上ないくらいのどんよりさ。
 今日からしばらく全国的に天気悪いんだよね。北海道の天気も心配。




羽田空港へ向かう途中の景色。
重く垂れこめた雲が都市の頭上を覆っている。



 羽田空港到着は朝の5時50分過ぎ。
 搭乗予定の飛行機は6時40分発のANA4743便。

 例によってフットワークを軽くするために荷物はめいめい持って移動できる量をそれぞれ分担。機内預かり荷物は無し。全部手荷物にして持ち込む予定。
 まあスキップサービス利用ならさくさくとことは進むはずだし、搭乗まで1時間弱あるから急がなくてもいいやと空港で軽食を食べたりしていたら、結構ぎりぎりになってしまった。
 危ない危ない。

 保安検査場ではひとつ前の便が既に急ぎ客専用のゲートに振り分けられていた。
 ここでめいめいの携帯電話に送っておいたバーコードをピピッとすれば中に入れるはず・・・と、ここで予想外のトラブル。
 長女のカナが自分の携帯でピッとやろうとしたら、
「あれ?あれ?」なかなか反応しない。
 どうもバックライトの点灯時間が短すぎてピッとやる前に少し暗くなってしまうようだ。照準を合わせて再トライ。

 しかし次女のレナの場合はもっと深刻だった。
 別にライトが消えるわけじゃない。なのに何回バーコードを読み取らせてもエラー。
 とりあえず後続に迷惑を掛けないように横によけて係りの女性と相談する。
 「私のバーコードは使えませんか? 一緒に取得したので同じバーコードだと思うんですが」
 「一人一台の携帯を使ってもらうことになっています」
 「予約番号もわかりますが」
 「ここでは確認できないのでいったん出ていただいて、カウンターの方で手続きしていただくことになります」
 やりとりしている間に私たちの乗る便も急ぎ客専用のゲート扱いに変わった。焦る。





 どどどどどうしようー。
 その時ひらめくものがあった。まさか!!

 もともとスキップサービスのバーコードは取得した時に必要な携帯電話にメールで取得画面へのリンクを送信しているものだが、レナの携帯を確認すると・・・やっぱり!!

 彼女が提示していたバーコードは今回の函館行きの便のものではなく、4か月前の長崎旅行で使用したものだった。どうりでエラーになるはずだ。
 二人には携帯に送信した直後に、今送ったからリンクを開いてバーコードのページをお気に入り登録としてスクリーンショットしておきなさいと言ったのだが、まさかわざわざ古いメールから引っ張り出して登録していたとは気づかなかった。私の落ち度か。それにしてもレナは何も考えてないな。頼むから意図を理解してくれ。

 何とか新しいメールから正しいバーコードを呼び出してチェックイン完了。
 いきなり出発前から焦る焦る。


以前の羽田はJALとANAばかりだったのに、LCC参入で飛行機もカラフルだ。




1-3ミニチュアのおもちゃのような函館上空の眺めへ続く


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