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しあわせの丘リゾートキャンプ場日記
秋の房総・勝浦の旅

6.また渓谷は素通りですか











 養老渓谷はまだ紅葉は始まっていないと思う。
 ちょうど前に立ち寄った養老館の辺りを通過しながら、養老渓谷に来たのはこれで三度目なのに、一度も渓谷そのものを見てないなと溜息をついた。
 「いいじゃない、養老温泉には入ったんだから」とパパ。
 そういう問題じゃない。
 せっかくわざわざ房総半島まで足を延ばしているんだから、景勝地養老渓谷がどんな場所なのか一度ぐらい見てみたいよ。
 まあ、紅葉の季節は避けた方がいいかもしれない。
 御宿の元湯美人の湯で会った半分地元の方が仰るには、養老渓谷は千葉有数の紅葉の名所だけど、所詮千葉の紅葉だから、紅葉としては大したことないわよって言ってたから。
 わざわざ混雑覚悟で房総くんだりに紅葉を見に行くよりも、北関東とか東北なんかの紅葉を見に行った方が価値があるということか。

 昼食は昨日同様、目に付いた店に入ろうということになって、選んだのは「御食事処かも」という店。
 場所は養老渓谷から小湊鉄道の養老渓谷駅に向かう手前で、ちょうど線路を渡ったあたり。
 鄙びた単線の小湊鉄道は、ここが東京の隣の千葉県であることを忘れさせるような長閑な雰囲気。
 かもは、とろろと山菜が自慢の店らしい。
 しかし残念ながら山菜は品切れのようだった。
 座敷席に上がらせてもらい、めいめいにとろろ定食や蕎麦を注文した。
 ここのとろろは非常にあっさりしていて、でも味がある。意外にも子どもたちがはまって次々とおかわりを要求した。



養老渓谷の食事処、自然薯のとろろ汁と山菜の店 かも



 今回の房総半島のキャンプ旅行。
 温泉はさておき、天候と食べ物には恵まれた。
 何しろ三日間、快晴だったし、海の幸も畑の幸もほっぺたが落ちるほど。
 御食事処かもを出て、私たちは陸路を、がっちゃん車はアクアラインを帰ることになる。
 曲がり角で助手席のyuko_nekoさんが手を振っているのが見えた。

 またね。
 次は年末年始の新潟で!!




旅の締めくくりも房総半島の青空




おしまい


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