しあわせの丘リゾートキャンプ場日記
秋の房総・勝浦の旅

1.嵐の後の三連休

　「河川敷が沈んでる～」
　今朝の首都高湾岸線から見下ろす東京湾へそそぐ河川は、軒並み茶色く濁って異常に水位が高かった。
　昨日の関東甲信越は数年に一度の大暴風雨。
　あちらで車が屋根まで冠水したの、こちらでホームレスが流されたのとニュースはけたたましい。
　私たちが今向かっている千葉県房総半島の勝浦でも風で線路に木が倒されて電車がストップしているなんて物騒な災害があったようだ。
　本当に天候が一日ずれていなくて良かったよ。
　今日は10月の三連休。
　雨上がりの肌寒い朝を迎えている。
　空はまだ一面雲に覆われているが、まもなく晴れてきて昼間は27度まで気温が上昇する予報だ。

　朝は5時半に出発。
　首都高に乗るところで、「酒、積み忘れた～」とパパ。
　なぁぬぅ～。
　ドイツビールとピンクの日本酒も?
　「ドイツワインは積んだ、冷蔵庫に入れていなかったから」
　まあいいか。後は現地調達で。
　今回の旅行は友人のyuko_nekoさん一家と一緒にキャンプ。
　飲んべえが揃っている。
　がっちゃんが買ったトレーラーを見せてもらうのが楽しみ。

　市原ICで降りて大多喜街道に入ったとたん7時前だと言うのに一時的に渋滞。
　都内ナンバーばかり。家族連れが乗っている風でもない。みんなゴルフ客のようだ。
　いくつか分岐を過ぎるとゴルフ客を乗せた車もそれぞれの方角に別れていき、だんだん道路は空いてきた。

　空はなかなか晴れてこない。
　雲は高くなったが、時々小雨もぱらつく。
　ようやく行く手に海が見えてきたと思ったら、
　「虹だっ」