3.田んぼの泥に恐れをなす
毎年苺狩りに来る、佐野のJA安佐アグリタウン花の停車場に到着したのはちょうど10時ジャストだった。
しかしせっかく時間ぎりぎりに滑り込んだのに、田植え体験の受付はそこではなく、2キロほど離れた昔の苺狩りハウスの辺りだった。なので移動しているうちに5分ほど過ぎてしまい、他の申し込み客にすっかり遅れを取る羽目になってしまった。
圃場まで行くと、水田の周りに今日の参加者が集まって準備をしていた。
私たちも慌てて靴を脱ぎ、このために持参した古い靴下をはく。
私は正直いって、泥は苦手だ。
私は東京生まれ東京育ちだが、それでも子供の頃はまだ東京の郊外には未舗装の道や田畑が沢山あった。
雨の日には泥道を歩くのが憂鬱なぐらい泥が苦手だった。あのぐにょっとした感触が耐えられない。
まだ入ったことはないが、温泉でも泥湯系はちょっと引いてしまうかもしれない。いくら美肌に良いとか言われてもだ。
そんな私に水田の中に入れと?
・・・といっても、子供たちに「入れ」と言うからには入らずばなるまい。
とほほ。
ぐにょっ。
ああ、気持ち悪〜い(涙)。