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沖縄・子連れで体験旅行!
*子連れ沖縄旅行記3*

18.とり好










 なきじん海辺の自然学校の庭で明るいうちから海を見ながら飲んだくれてしまうと困ることがひとつ。
 名護のマンションだったら自炊もできるし徒歩圏に居酒屋もファミリーレストランもあったけど、ここはどこかに食べに行かなくちゃならない。でももちろん歩いて行かれる範囲に店は無い。一番近くてさっき飲み物を買った今帰仁の中心部辺りだろうか。
 仕方ない、タクシーを呼ぶか。
 で、どこの店で夕食を食べるかがまた問題。
 「沖縄本島北部と言えば、幻のアグー豚。せっかくだからアグーを食べたいと思う」と私。
 「どこか食べられる所はあるの?」とパパ。
 楽島という手持ちの無料クーポン付き冊子を捲る。これにアグーが食べられる店の特集が載っていたはずだ。
 「今帰仁に一軒、アグー豚を食べられる店がある。ここ、とり好だって。「とり」なのに「豚」が食べられるんだねー、へー」
 炭火焼き専門店とり好の営業時間は午後5時半から夜中の0時までだ。
 今は6時で夕食にはちょっと早いような気がするけど、まあいいか。




 6時過ぎにとり好に着いたのは正解だと後から知った。
 ここは今帰仁一の人気店だったのだ。私たちが入店したときはまだ座席に余裕があったが、小さな町なのに店には次々と途絶えることなくお客さんがやってきて、1時間もしないうちに満席となり暖簾の下に立って待つ人が出てきた。

 とり好の建物と周辺の景色は、昭和初期辺りで時間が止まったような昔ながらの風景が残されている。
 色あせた瓦屋根、すすけた壁。今帰仁アグーと書かれた看板だけが真新しい。
 店内は座敷席、カウンター、テーブル席、更に奥の方に貸し切りの個室もあるようだ。でもそれほど広い店ではない。
 ご飯が食べたいという子どもたちのために、まずおにぎりを注文し、大人は泡盛とお目当てのアグー。
 アグーはアグー塩焼き1,000円と、アグー串カツ2本800円とある。両方頼んでみた。







6-19今帰仁アグー豚を食べるへ続く


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