◇◆野沢温泉&子連れスキー旅◆◇
先ほどレイクサイドホテルのお兄さんは、釣りの前に食料を調達してきた方がいいとアドバイスしてくれたようだが、パパは買いに行く時間も惜しいとそのままホテルに来てしまった。
屋形船まではポートを出してくれると言うので、子供たちにはスキーウェアを着せた。足もともそれぞれスノーブーツを履かせた。
車を降りて小ぢんまりとしたフロントをのぞくと、電話に出てくれたお兄さんが出てきて、日帰り用の受付を行う隣のマリンレストランで待っていてほしいと言った。
マリンレストランはレストランと言うより乗り物の待合所のようなスペースだった。
室内はストーブで温めてあり、中に入るとホッとする。
食事を買ってきていないと言うと、お兄さんはカップラーメンを出してきてくれた。何だ、ここでも必要最低限の食料は売ってもらえるんだ。
しかし、結局売ってもらっても私たちは食べずに帰ることになる。
やはり昼過ぎからの参加では、一匹でも多く釣るために、食事なんてしている暇は無かったのだ。
まあそれはさておき・・・。
釣り具をレンタルし、遊魚券を購入し、準備ができ次第急いで出発することに。
なんせワカサギ釣りができるのは午後の3時まで。
今から3時間ほどしか残されていない。
準備というのはポートの準備だ。
「寒いですよ」と事前にお兄さんが言っていたが確かに半端ではない。
お兄さんは桟橋にくくりつけてあったモーターボートの雪をスコップでかき出しはじめた。
たぶんこんな昼ごろになってワカサギ釣りに参加したいなんて酔狂は普通はいないのだ。
手間を掛けさせてしまって申し訳ない。
雪をかき出してくれているレイクサイドホテルのお兄さん
ワカサギ釣りにはこれも必要。日釣遊猟承認証(子供無料)