子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 鳴子温泉巡り旅 > 1-3坂の下の温泉旅館

鳴子温泉巡り旅

3.坂の下の温泉旅館








医王寺前駅 二両編成の電車が停まっている



 福島飯坂ICで降りると、やたらと目に付くのは天然温泉付きラブホの電光掲示板。
 この辺りはラブホテルでも温泉を引いているんだ。しかも貸切露天だの岩盤浴だの旅館顔負けのラインナップ。

 飯坂で食事どころが無かった場合に備えて、コンビニでカップラーメンを買う。いざというときの非常食だ。
 セブンイレブンのお姉さんはにこやかに「良かったら使って下さいね」とレシートの裏にプリントされたガソリンの割引券を見せてくれた。ううむ。最近ガソリン高いからな。今回も高速道路上で給油してきたが、先月の旅行時と違ってあまり割安感がなかった。

 道はいつの間にか暗く細くなってきた。
 隣を線路が走っている。ちょっと明るくなったと思ったら医王寺前の駅だった。二両編成の電車が止まって乗客が乗り降りしている。
 ナビが妙なコースを示すもので、飯坂の中心街とおぼしい辺りは通らず、脇道脇道を抜けて旅館新飯坂に着いた。
 ここは温泉の中心地から見ると一番外れの方にあるが、周りにもぽつぽつと小さな旅館があるので一軒だけ遠く離れているというわけではない。


飯坂温泉の旅館 新飯坂



 新飯坂は坂の下だった。
 何しろ宿泊料があまりにも安かったので、最初は安普請の襤褸宿でも仕方ないと思っていたが、到着が予定の6時より30分ほど遅れそうだと途中で電話を入れたときに応対してくれた女将さんらしき女性の口調があまりに品良く、それだけで宿の格が何となく伺えた。
 おそらく元はかなり良い宿だったのではないか?



1-4旅館 新飯坂へ続く


鳴子温泉巡り旅 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME