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がんばれ新潟 *古民家で過ごす夏休み*

12.優柔不断な決断



 「頭が洗えなかったので、もう一湯寄っていくか」とパパ。「インターまでの道でセンター系でどこか・・・」
 塩沢か湯沢か・・・。
 そういえば湯沢の温泉についてはほとんど調べてこなかった。冬はスキー客が利用するようなセンター系がいろいろありそうだけど、どこがどこやら判らないなぁ。
 「地図で見ると塩沢にユングパルナスという日帰り入浴施設があるみたい」
 「そこ、どんなところ?」
 「わかんない・・・」
 うーん・・・とにかく行ってみるしかないか。
 温泉の湯遣いはもちろん、料金とかも千円以上するんだろうか。
 「それじゃあさっき行くつもりだった清津峡のところは?」
 ああ、そう言う手もあるか。頭を洗うだけならセンター系じゃなくてもシャンプーリンスがあればいいんだものね。いやいや、シャンプーの備え付けが無くても持ってるじゃない(滅多に使わないけど)。だから最悪シャワーかカランがあればなんとかなるのか。
 それなら清津峡でもなんとかなるかもしれない。
 よーへりは前にも入ったから違うところにするとして、本命の苗場館が駄目ならどこか旅館に立ち寄りを聞いてみよう。
 アンテナが立っていたので苗場館に電話してみた。
 今日の立ち寄りはOK。時間は六時ぐらいまでやっている。シャワー、カラン有り。


清津峡小出温泉へ向かう細い道 温泉街に着いて・・・ほら、また青空が見えてきた


 ナビを適当に入力していたので、うっかり瀬戸口温泉のところで曲がりそうになってしまった。
 いやいや清津峡はもう少し先。
 トンネルを抜けて、ラピーヌを過ぎて・・・。
 集落があるところで右に入り、それから細い細い道を行く。車が一台やっと通れるくらい。右手は崖。左に清津川。
 小さな温泉街には旅館の駐車場しかないということで、日帰り入浴車は入り口の公共駐車場に車を停めて歩く。
 夕方の青空が見える。
 本当に台風が近づいているんだろうか。
 どうも私たちの行く手からは外れている気がする。

 温泉街はこぢんまりとしている。
 左側に冬に来たよーへり。右側に立派な清津館。そしてよーへりを越えたところの川沿いに清津館の宿泊者専用貸切露天風呂が見える。
 苗場館はまだ先。
 温泉街を抜けて景勝清津峡を見学する清津峡トンネルのすぐ手前に建っている。


清津峡小出温泉の温泉街 冬に立ち寄った、日帰り温泉よーへり
清津川の澄んだ流れ 正面奥に見えているのが清津峡トンネル、そのすぐ手前右手に苗場館




3-13.苗場館へ続く


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