子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > がんばれ新潟 古民家で過ごす夏休み > 1-7ラベンダーとオイルとチーズみたいな温泉?

がんばれ新潟 *古民家で過ごす夏休み*

7.ラベンダーとオイルとチーズみたいな温泉?



 昼時前、まあまあの混雑。
 ちゃんと脱衣所にはベビーベッドなどもある。
 ガラスのドアを開けて内湯、そして奥に小さめの露天風呂が見える。
 松之山辺りの温泉では、だいたい施設の中にも灯油のようなすごい臭いが漂っているので、ここもそうかと思ったが、脱衣所まではあまり臭わなかった。
 それが、浴室にはつんと立ちこめている。
 力強くクリアなオイルの臭い。
 レナが「ラベンダーの匂いみたい」だと言った。
 なるほど、言われてみれば。
 透明感のある黄緑色のお湯は少し熱めで子供たちは入るのをためらった。
 浴槽内の温度ではなく湯口の温度だと明記された温度表示計は46.5度。
 露天風呂の方は50度を超えている。
 「気持ちいいよ、入っておいでよ」
 飲泉不可となっているけど味見してみるとうわっ、松之山温泉の凌雲閣を思い出す凄い味。
 塩味の強すぎるチーズみたい。
 塀が高く景色は特に何が見えるでも無いけれど、吹きすぎていく風がいい気持ち。
 そういえば台風7号はどうしたかな。
 ここはいい天気だけど、今頃東京は雨が降っているかもしれない。
 露天風呂から内湯側のガラスの仕切を見ると、そこに青空と入道雲が写っていた。


アブラ臭漂うゆくら妻有の内湯
内湯の天井 円柱形の一部を切り取ったような形
露天風呂 ちょうど露天風呂から内湯との仕切のガラスを見たら青空が映っていた


 新潟の塩分の多いお湯はどっかりと体力を消耗する。
 出たり入ったりを繰り返しているうちにぐったりと疲れてしまった。
 露天風呂の湯口のそばに水道のひねる部分だけがついている。ここにも「他のお客様のために加水は必要量に」といった張り紙があるが、ひねるといったいどこから冷水が出るのだろう??
 他のお客さんの姿が無くなってからこっそり試してみた。
 源泉の出る湯口の水量がその分増えた。
 なるほど、加水するときはミックスして出て来るんだ。


地元の方の利用が多そうな休憩室 というわけで、ゆくら妻有を後にして・・・




1-8.満開のひまわりを探してへ続く


かんばれ新潟 古民家で過ごす夏休み 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME