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◆がんばれ新潟 雪国のお正月◆4-3


3.松代ファミリースキー場

 yuko_nekoさん一家は、到着したその日から雪国に来たらスキーでしょという感じだった。
 ちび姫ちゃんもカナより一歳上なだけだがちゃんと滑れるらしい。カナにもレナにもスキーを教えて上げるよと嬉しそうに言う。
 我が家は子供ができてからまともに滑っていない。
 毎年雪遊びで終始してしまって、去年はやっとカナをスクールに入れようと決心したが、何故かそう言うときに限って幼稚園児用のスクールがなかったり、カナが体調を崩したりして敵わなかった。
 今日は今シーズン最初のスキー場だから無理はしないでおこう・・・と思ったら、ちび姫ちゃんに触発されて、カナは靴と板をレンタルすることになった。

 パパがカナに付いてレンタルスキーショップに入った。
 ママはレナの相手。
 レナにはプラスチックのパンダスキーを履かせた。
 やがて板を借りたカナもパパに連れられて斜面に出てきた。

 元々カナはスキーよりスケートの方が気に入っていた。
 たぶん平らなところを滑るので、自分の意志と関わりなくスピードが出てしまうということがないからだろう。
 対するレナはスキーの方に興味がある。スケートは怖いらしい。立っているだけで転ぶし、雪と違って転ぶと痛いから。
 カナがあらわれるととたんに空が晴れてきた。
 彼女は強力な晴れ女なのだ。
 彼女が幼稚園を卒園すると、レナの運動会やら遠足やらは嵐に祟られた。
 カナの小学校は運動会もピーカンだったのに。


レンタルショップへ入るパパとカナ レナも本当はちゃんとした板をはきたいな~


 カナはいくら坂道の上り方を教えても、いっこうにやろうとしない。
 私ならとにかく滑る前に昇ることからやらせるのに、娘に甘いパパは上の方まで引っ張り上げてやる。
 そして上から滑って降りるだけだ。
 これはカナに限らず長女にありがちなことなのかもしれない。
 よく見ると、ちび姫ちゃんもがっちゃんに引っ張り上げてもらっていた。
 レナはママ担当だったので、自分で昇らせた。そうだよ、カニさん歩きで昇るんだよ、上手上手。

 とりあえずへっぴり腰でも少し滑れるようになってきたので、yuko_nekoさんとがっちゃんが、カナはリフトに乗せてみたらどうだろうかと提案してくれた。
 確かに緩斜面を滑るのはなんとかなりそうだし、いちいちここでパパが引っ張り上げるのは大変だろう。
 私とレナの二人を残して、パパ、カナ、yuko_nekoさん、がっちゃん、ちび姫ちゃんの5人はリフト乗り場の方へ行ってしまった。
 あーあ。
 レナだってがんばってるのにね。
 レナだってこんなに滑れるのにね。
 パンダスキーだからってママと二人おいてけぼりだね。 


おっ、青空出てきたじゃん、さすが晴れ女 人待ち顔の雪だるま




4-4.お姉ちゃんに負けるなへ続く


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