14.東繭倉庫の展示
主な建物は東繭倉庫、西繭倉庫、繰糸場、ブリュナ館、この他に検査人館、女工館、診療所などがある。
この中で館内の見学ができるのは、東繭倉庫と繰糸場の二ヶ所。
入り口から券売所の前を通ってまっすぐ進むと、そのまま東繭倉庫に入れる。
東繭倉庫の入り口は、ちょうど建物の中央らへんにあり、入って右に伸びているのが展示スペース。富岡製糸場の歴史をパネルで紹介したり、実際に蚕から絹を作る工程を紹介したりしている。
ここの展示場に展示されている繭箱の繭や蚕は生きている本物。白い芋虫がもぞもぞているのに気づき子供が驚きの声を上げていた。
そういえば私、子供の頃、蚕を飼ったことがある。どういう経緯で飼ったのか思いだせないんだけど。
近所の庭木から桑の葉を貰ってきて紙箱に入れて育ててたなぁ。
ある日、繭になって、さらにそのあと繭から蛾が出てきて、蛾が死ぬほど苦手だった私は悲鳴を上げて泣いた。
蚕にしてみれば迷惑な話だろう。