子連れ旅行温泉日記

今度こそ紅葉の温泉を探せ 榛名湖日記7 2-3


3.ほっぺが落ちそうりんご狩り

 次はお待たせリンゴ狩り。
 最初は沼田か新治辺りまで出ようと思っていた。新治村にはたくみの里という手作り体験施設がある。カナは工夫してものを作るのが好きだから、押し花の体験施設で遊ぶのと、リンゴ狩りをセットで楽しむのもいいかなと思ったのだ。
 だけどこの辺り、120号線の両側にも次々リンゴ農園が立ち並ぶ。よし、次に見えた農園に入ってみよう。
 車を停めたのは一本松観光りんご園。もぎ取りだけしてグラムで購入する方がコストパフォーマンスがいいというが、あえて食べ放題にしてもらった。苺と違って背の高いりんごの木から小さい子供がもぎ取るのは大変だし、結局大人がもいでやったのでは、直売所などで袋詰めされて売っているのを買うのと大差なくなってしまう。

 大人400円、子供300円。子供たちが果物を食べているのを見るのは大好きながら、実は果物嫌いのパパはついに「今日は自分は果物狩りはしない」と言った。仕方ないので一人で子供たちを連れて農園に入った。パパは車の中で寝ているらしい。
 園内には、陽光、ジョナゴールド、赤城、ふじなどのりんごの木が並ぶ。お勧めは陽光だそうだ。ふじの方が美味しいという人もいるし、赤城も甘いよと教えてもらった。
 いくつか食べ比べてみたが、やっぱり陽光がバランスが良いようだ。赤城もさっぱりしていて梨のような風味があり美味しいが、ふじはちょっと渋みが出ていた。くし型に切ると全部残さず食べられるけど、丸いまま齧るとどうしても外側が甘くて味があるから、真ん中を最後に食べるのが辛いね。
 もうお腹いっぱい。

 お土産にりんごを二つと、大根を一本つけてくれた。農園の奥さんが言うには、この大根は今朝、片品で掘ってきたばかりなのだそうだ。


どれがいいかな

あっ、あれが赤くて甘そう
ね、取っていい?
秋の群馬はとっても美味しい

片品から沼田、新治までりんご街道が
続くよ 




 車に戻るとパパは寝ていなかった。寝るつもりだと言っていたが、気を変えて次の行き先を検討していたらしい。赤城へ行くという。
 群馬の旅特別宣伝協議会発行の「ぐんま観光イベント特集保存版」という無料小冊子がある。道の駅などで配布しているが、昨日立ち寄った片品の観光案内所で手に入れた。ここには群馬県内の立ち寄り温泉や観光施設の割引チケットがついているとともに、2004年3月までの県内各市町村のお祭りなどが記載してある。これを見て、赤城村総合運動自然公園で開催している赤城村ふれあい祭りに行くことにしたらしい。
 沼田ICから高速に乗って、赤城ICで降りる。総合運動自然公園はICから車で3分だ。到着はお昼前で、駐車場にもまだ空きがあった。


りんごりんご
しゃりしゃりさくさく
あまぁ~い、りんご
レナは大胆に丸いまま
カナは乳歯生え変わり期で、おそるおそる… 



2-4.赤城のお祭り、ふれあい祭りへ続く


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