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◆◇夏休み函館紀行◇◆
母娘函館観光旅行記

10.旧函館区公会堂













 旧函館区公会堂は1910年(明治43年)に建築されたコロニアル風洋館で、昨日見た旧ロシア領事館やさっきの旧イギリス領事館とは異なり、西洋風ではあるが海外のために作られた建物ではなく、あくまでも地元民のための公会堂であった。
 過去には皇室の休憩・宿舎の施設としても使われ、現在は函館市の重要文化財に指定されている。
 内部は当時の様子が復元された大広間や貴賓室を中心とした観光施設として公開されていて、今でもしばしばコンサート会場などに使われているが、観光客に有名なのは鹿鳴館風のドレスをレンタルして貴婦人気分で写真に写ることができることだろう。

 一応娘たちに「ドレス、着る?」と聞いてみたが、一瞬で却下された。
 あーあ、自分が子供のころはドレスって憧れの衣装だったけどな。


昨日の夕方もやってきた旧函館区公会堂。中に入るのは初めて。



 入り口から入ると何故か学校の下駄箱みたいな殺風景な靴棚が並んでいる。
 そこで靴を脱いでスリッパに履き替え内部へ。






4-11旧函館区公会堂続きへ続く


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