◇◆冬の群馬◆◇
雪煙と湯煙旅
カナもレナもすっかり上達して安定した滑り。
運動音痴の私はついていくのが大変。
特にレナの滑りは相変わらず巧い。スピードをしっかりコントロールしている。
滑っているうちに雪が降り出した。
風はそんなに強くないので吹雪いてはいないが、ますます気温は下がってきたような気がする。
滑っているときはそれほど感じないが、リフトに乗っているときの足が寒いこと寒いこと。
ランチは早めの11時過ぎ。
メインゲレンデを降りたところにあるカフェテリアで食事。
あまりに寒いので一番奥のできるだけ暖房に近いテーブルに陣取った。
カレーとモツ煮。あと結構美味しそうなパンが売っていたのでクロワッサンとパイを買ってみた。
午後も雪の中を滑る滑る。
中腹のリフト乗り場にミッキーマウスみたいな雪だるま。
ミッキーマウスの隣にも雪が積み上げてあるがのっぺらぼう。
近くに付け鼻のついた変な変装用黒縁メガネが落ちていたので、カナはきっとここから落ちたんだろうと積み上げた雪に被せてあげた。
なのにリフト乗り場の係員は勘違いしたのか「悪戯しないで」と声を掛けた。
違うんだけどな。
雪は益々激しくなってきて、帽子や髪に積もり始めた。
さらさらの雪ではなく、水分を含んでいる。
もう子供だけでリフトにも乗れそうだったので、大人は途中で休憩してお茶を飲んだりした。
ファミリーゲレンデの途中にちょっと洒落たカフェテリアがあったので、そこを選んだ。
広い窓からはゲレンデが見渡せて、子供たちが滑り降りてくる様子もよく見える。
いたずらしたんじゃないよ、カナはちゃんと直してあげたんだよ