道の駅でyuko_nekoさん一家とはお別れ。
がっちゃんは関越道を飛ばし、渋滞に引っかかる前に自宅に帰り着いたそうだ。
私たちはこれから
谷川温泉に向かう。
沼田まで南下し、関越道に沿って北上。
空は薄ぼんやりとしてきた。1時半過ぎに水上を通過する。2時のチェックインを目指すならちょうど良い時間帯だ。
「水上温泉って・・・大きな旅館が並ぶ温泉街で川沿いで電車でもアクセスしやすい・・・なんか印象が鬼怒川と被るね」
そんなことを話しながら水上の温泉街を見下ろして、利根川の支流、谷川を遡る。
山に挟まれた正面に真っ白の谷川岳。綺麗だ。
途中、左手にペンション街へ降りる道があった他は、ほとんど建物は無く、水上から約3キロ、道は真っ直ぐ谷川温泉に続いている。
「あれ、ここって・・・」
前に立ち寄ったことのある日帰り温泉、
湯テルメ谷川の真ん前。
本当に目の前が旅館たにがわだった。
目の前の道は狭く、それほど良いロケーションには見えない。
でもどことなく品の良さそうな玄関だ。
もちろん車をつけるとさっと宿の人が近づいてきて、お泊まりのお客様ですか?と慇懃に尋ねてくる。
しょっちゅう旅行に行く我が家だけど、その分安いところにしか泊まっていないから、高級そうなところは久しぶりでドキドキだぁ。