しんめいの湯は日帰り温泉ながら非常にこぢんまりとした施設だった。
何より驚いたのは、受付の料金表が、
- 初めての人 500円
- 宿の紹介 400円
- 来たことある人 400円
- リフト券持っている人 400円
- mixi会員 400円
- 子供 300円
と、あること。
宿の紹介やリフト券で割り引く施設は他にもあるかもしれないが、リピーター確認は自主申告?
果てはmixi料金なんてある施設を初めて知った。
変わった日帰り温泉だ。
「おじさん、mixiやってるの?」と、yuko_nekoさんが聞くと、おじさんは訛りの強いイントネーションでコンサルがやれって言うからというような話をした。
どうもこの辺りの民宿などが集まって専門の業者に人気の出るコツなど伝授してもらったときに、mixiにも入った方が良いと教えられたようだ。
私個人にしてみると、mixiに入って営業しろなんていうコンサルタントはろくなもんじゃないと言う気がするが、果たして利益は上がったんだろうか。
聞くとコンサルタント料というのは相当取られるらしいから。
ちなみにmixiと言うのはいわゆるソーシャルネットワークサービス=SNSと呼ばれるもので、中身は日記ブログや趣味サークルの掲示板みたいなものだが、既に会員になっている人からの紹介がないと入会できないため、日記ブログは日記ブログでも内緒話や内輪話専用みたいなものだ。
但し、紹介者がまた紹介してまわるため、あまりにも入会者が増えすぎて、内緒話をしたつもりが全国に触れ回ったのと同じ状態になることもあって、たまに犯罪者など摘発されていたりする。
自分が書いた日記に訪問者があると、その足跡(ID)が残ることから、足跡返し、すなわち訪問してくれた人を訪問する人も多く、それを目的に他人の日記を訪問しまくる人もいる。
そこで「ははぁ」と思った人もいると思う。
つまり営業活動の一環としてmixiをしろっていうのは、他人の日記に足跡をつけまくって自分の日記(すなわち自分の施設の広告)に誘導しろということに他ならない。
たまにネット上で見る怪しい広告のひとつに「mixiで100万円稼いじゃいました」みたいなものがあるが、これだって基本は同じ。足跡をつけまくって誘導して、情報素材(中身は「こうすれば儲かる、すなわちmixiに足跡をつけまくれ」っていうそのものとか)を売りつけようというだけ。
ああっと、話が逸脱した。
別にmixi自体は悪いものでも何でもない。
交流のための場だから、交流のために利用するのは構わないと思う。
ちなみに私のmixiはこれだ↓
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=6591651 ヒミツにしているものは無いので、元々掲示板などで交流のある方からのマイミク申請は前向きに受け止めます(mixiらしい活動を何もしていないけど、それでも良ければ)。
というわけで、私はmixi会員なので有り難くmixi会員料金で入館させてもらった。
yuko_nekoさんはmixi会員でもあるが、その前にさんざんリピートしているので一応リピーター料金で(金額は同じだが)。