子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 冬の群馬*雪煙と湯煙旅 > 2-6みやま荘の朝ご飯

◇◆冬の群馬◆◇
雪煙と湯煙旅

6.みやま荘の朝ご飯










 部屋に戻った私と入れ違いにパパも朝風呂に向かったが、共同浴場ではなく宿のお風呂だった。
 そうしている間に子供たちも目を覚ましたので着替えを出した。
 日曜日の朝7時半からはポケモンサンデーという子供向け番組が放映されているので、子供たちはそれが終わる8時半までは部屋から出るつもりはないようだった。

 朝風呂から戻ってきたパパと私は、一足先に朝食を食べてしまおうと思った。
 子供たちと一緒に食べるとなんやかやと落ち着かないので。
 朝食は昨日夕食会場になった大浴場手前の大広間。
 そして想像できたことではあるが、時間になってずらりと卓の並んだ朝食会場に来たのは私たち夫婦の他、えんぴつさん、がっちゃんなどほんのわずかなメンバーだけだった。
 朝食の膳は豪華ではないが、宿泊料金から考えたら十二分。
 特に温泉卵が美味しい。
 みそ汁は私にはちょっと甘すぎたが、えんぴつさんは美味しい美味しいとお代わりをしていた。
 のんびり食事をしている間にぱらぱらとHIROさん、きんちゃんさん、ぶーちゃんさんなどいらした。
 小枝子パパはみんなにエネルギーを吸い取られたのか顔色が悪い。
 おしまいの方に子供たちやyuko_nekoさん。
 最後の最後までakemiさんは姿を現さなかった。




 朝食後に少し時間があったので大浴場に行ってみた。
 昨夜は湯宿共同浴場の松の湯と竹の湯に入ったので、泊まっているみやま荘の大浴場は子供たちを入浴させただけだった。
 私は脱衣所までしか付き合わなかったのでお湯には入っていない。
 朝風呂が最後のチャンスだと思っていた。

 脱衣所も浴室も新しく綺麗。
 脱衣所でちょうどあがるところだったぶーちゃんさんに会った。
 彼女はきんちゃんさんの奥さんで、お二人は今回のえんぴつさんのオフのためにはるばる山形からいらした。
 昨夜の宴会でも底抜けに明るいきんちゃんさんがボケ役で、クールな関西弁のぶーちゃんさんがツッコミ役でひときわ目立つご夫妻だった。

 ぶーちゃんさんと別れて浴室に入ると、もわもわと立つ湯気の中、先客が一人。
 「失礼しま~す」と声を掛けたら、それはyuko_nekoさんだった。

 みやま荘のお風呂は源泉は共同浴場と共通。
 ただ、入りやすいように最初から加水されている。
 昨日、今日入った共同浴場だって、半数は入浴客によって思いっきり加水されていたから条件はほとんど同じだと思う。
 明るく広々としている分、共同浴場より落ち着いて入れる。
 それに浴槽の縁が木造なのがいいよねぇ。

 きしきしとした肌触りは共同浴場と同じ。
 臭いは薄く、湯の花はかなり大きいものがいくつか。
 白い綿の固まりのような湯の花で、触った感触も綿に似ている。その白い固まりの周囲に僅かに茶褐色の別の湯の花が絡まっている。
 気が付くと、朝風呂で既に三湯目。
 朝風呂は疲れるから入りすぎないようにしないと。






2-7温泉納豆をどうぞへ続く


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