子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 冬の群馬*雪煙と湯煙旅 > 2-5小滝の湯

◇◆冬の群馬◆◇
雪煙と湯煙旅

5.小滝の湯










 小滝の湯の女湯も無人だった。
 やはりここも鍵が無くては入れないところだった。
 中の造りは松の湯と似ていて、ドアを開けるとそのまま脱衣所、浴室と全て繋がっている。
 お風呂は長方形で、浴槽の底はタイル張りだ。
 無色透明なお湯がなみなみと満たされている。





 しかし小滝の湯のお湯は拍子抜けするほどぬるかった。
 まあゆっくり入るにはいいけど。
 あまりにぬるかったので、後でみやま荘の方に源泉が違うのか聞いてみたが、昨夜の松の湯での地元の方の話同様、湯宿温泉内の旅館も共同浴場も湯本館の源泉一本を共同で使用しているという話だった。
 近くの誠法館は赤岩温泉で別源泉だが、他はみんな同じとのこと。たぶん朝一番で入った誰かが加水してぬるめたんだろうという結論になった。
 それにしても四つの共同浴場の中で松の湯だけが印象が異なるのはどういうわけだろう。
 鮮度は今朝の窪湯に敵わないが、濃度というか、感触が異なるような気がする。やけに湯の花も沢山あったし。
 源泉を所有しているのが湯本館であるならば、距離的に窪湯の方が近いから引き湯距離も短いということになるはずだが、何となく釈然としない。

 湯上がりに体を拭いて脱衣所のすのこに上がろうとしたが、拭くときに跳ねた湯がすのこに飛び散ったのに気づいた。
 足ふきに置いてあるタオルでしぶきを拭き取った。
 脱衣所と浴室の仕切りがないと、うっかりと足下をぬらしてしまいそうだ。気を付けなくちゃ。







2-6みやま荘の朝ご飯へ続く


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