◇◆冬の群馬◆◇
雪煙と湯煙旅
ようやく必要なことを全部全部終えて、みんなが宴会をしている部屋に私が着いたのはもう9時半頃だった。
私をのぞくメンバーはとっくに飲み始めていて、後から来た私が座る場所も無いくらいだった。
振り返ると部屋の入り口はスリッパが折り重なるように散乱している。
みんなのおしゃべりの中身はここには書かない。
そのときその場にいた人たちだけが共有した瞬間と言うことで流してしまおう。
ただ、とにかく楽しくて可笑しくて、何度も笑い転げていたような気がする。
いつの間にかがっちゃんが消え、うちのパパが消え、その後私ももう限界と部屋に戻って寝てしまった。
他の他の人たちは午前五時頃まで飲んでいたようだ。
がっちゃんが五時頃ふと目を覚まし、「朝だから」という一言メールをyuko_nekoさんに送ったことからお開きになったらしい。
ちなみにakemiさんが部屋に戻ると、ずいぶん前に部屋に戻って寝ていた同室のえんぴつさんが目を覚まし、二人でまた夜明けまで話を弾ませてしまったということで、たぶん今回の鉄人賞はakemiさんと思われる。