子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 実りの山梨*御坂路さくら公園キャンプ場 > 1-11不在の管理棟

◇◆実りの山梨◆◇
御坂路さくら公園キャンプ場

11.不在の管理棟











 公園の第一駐車場に車を停めて、歩いて公園の中に入った。
 公園は笛吹川の支流 金川がすぐ脇を流れている。
 そして公園入り口の手前、川のすぐ近くで釣りでもしているのか二人ほどの大人がテーブルと椅子を出して食事をしている他は、大きな公園なのに人けが無い。
 公園の入り口は車が入れないように半分封鎖してある。オートキャンプ場はこの中では無いのだろうか?

 私とパパは子どもたちを車に置いたまま、公園の中に入り、入り口脇にある管理棟の前まで来た。
 管理棟には公園利用料金が記されたボードが貼られている。
 研修センター、バーベキュー施設、鱒釣り、オートキャンプ場、キャンプ場・・・。
 なのに管理棟の入り口は固く施錠されたままだった。
 ど、どうするんだ~??

 よく見るとボードの上に、緊急連絡先として公園の管理を委託されている石原グリーン建設という会社名と電話番号が載っている。
 よし、ここに電話すれば良いんだな?

 早速携帯電話を出して掛けてみた。
 プルルルルプルルルル・・・。
 ところがこの電話は自動音声の案内で転送された上、いきなりぶつっと切れてしまった。
 ・・・なんか不自然な切れ方だったな。

 仕方なくもう一度ダイヤルする。
 プルルルルルプルルルルル・・・。
 再び自動音声で転送されたかと思うと、今度は電話サービスの案内で「ただ今この電話はお出になることができません」と来た。
 なんじゃそりゃー。
 yuko_nekoさんたちがちゃんと今夜の予約を入れてくれているはず。
 私たちの脳裏には、その昔、予約を入れたキャンプ場が予約日を間違えて、いきなり何も当てがないまま放り出されてしまった数年前の事件がよぎった。
 [今度こそ紅葉の温泉を探せ 榛名湖日記7参照 結局そのときは片品温泉に泊まった]
 まさか今回はそんなことはないよね?
 きっと昼食か何か取りに行っていて留守しているだけだよね?

 とにかく目の前の公園のゲートを車が通れない以上、オートキャンプ場は別の入り口があると見るべきだ。
 そっちを探してみよう。


管理棟は無人で施錠されていた



 私たちは車に戻り、さらに坂を上った。
 ここは御坂みちから左に曲がった細い道で、舗装はしてあるがほとんど山道だ。
 途中に大きな駐車場のような場所があったり、民家がぽつぽつ建っていたり、どこからどこまでが公園の敷地なのか判らない。
 少し登ったところで子供の遊具のある場所があってそこで諦めた。これ以上登っても何もなさそうだ。

 もう一度第一駐車場のある公園のゲートまで戻ってきた。
 ここで管理棟に人が来るまで待っているしかないだろうか。
 パパと二人で公園内を散策してみる。池があって水が流れていたりととても綺麗に作られている公園なんだが、子供が遊べるでもないし、斜面にあるのに絶景が見えるでもないし、桜と紅葉時意外はふらりと町から来て散策するにも中途半端、ましてや観光客の寄るスポットというほどでもなく、いまひとつ存在意義が判りにくい。

 私たちはオートキャンプ場の場所を探してこの公園の池の横を通り、さらに奥に続く坂を上ってみた。
 するとそこにはこれまた小綺麗なバーベキュー場があって、パパが、「おい、あそこ」と指さした。





私たちは細い坂道を上へ上へ登ってみたが、キャンプ場らしい場所は見つからなかった




1-12駐車場かオートキャンプ場かへ続く


実りの山梨*御坂路さくら公園キャンプ場 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME