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◇◆実りの山梨◆◇
御坂路さくら公園キャンプ場

8.かつぬまぶどう祭り











 会場までは細い路地など抜けて行くが、その途中にあるぶどう園などでもこれ幸いと道ばたでぶどうを販売している。
 また始まったばかりだというのにもう会場から戻って来る人の姿もある。手にはぶどうの入った大きな箱や袋を持っていて、既に目的は達したという顔をしている。

 5分ほど歩いて甲州市勝沼中央広場公園に到着。
 公園の入り口や通路には如何にもお祭り会場らしい焼きそばや綿あめの屋台が並んでいる。
 そしてその空いた透き間や隅の方には個人のレジャーシートがぱらぱら・・・。
 パパは怪訝そうな顔。何でレジャーシートが?





 公園はただっ広い広場のような場所で、周囲にぐるりとテントが建ち、葡萄やワインや山梨の名産品を並べている。
 前方にステージ。
 中央に人だかり・・・。
 よく見ると、そこが中央は葡萄の無料サービスを受けるための列らしい。
 確かやまなしぶどうまつりの一番人気はこの、葡萄無料サービス。
 「あそこに並んでくる」
 私は真っ先にその列の後ろに付いた。
 パパは「この列は何?」と私に聞く。
 「並んでいると葡萄がもらえるんだよ」
 「葡萄いらない」とカナ。彼女はお祭りには綿あめやポップコーンを期待しているようだ。
 振り返ると最後尾にはプラカードを持った人がいる。まだそのプラカードは逆さに下げられたままだったけど、書かれている文字は「ぶどうサービスはここで終わりです」。用意されたぶどうの人数に達したら、プラカードを持ち上げるつもりらしい。

 結局15分ほど並んで、10時30分から無料葡萄のサービスが始まった。
 葡萄色のワンピースに白いエプロンをつけたぶどう娘と呼ばれる綺麗なお姉さんたちが葡萄を配ってくれる。
 配られた葡萄は甲州種で、粒も大きく品質の良いものだった。うちでは私とカナとレナと三人で一房ずつ頂いたので、本当にタダでもらって良いのと思うくらい。





ぶどう娘のお姉さん達と無料サービスのぶどう、そしてかつぬまぶどう祭りの賑わい




1-9かつぬまぶどう祭りのワイン市場へ続く


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